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  • 26.05.11

『雅叙園』ヒルトン系列に【ヒルトン】

 ヒルトン(米国バージニア州)は4 月27日、『ホテル雅叙園東京』をリブランドし、【雅叙園東京 LXRホテルズ&リゾーツ】として来年オープンすることを発表した。
 1931年、料亭『目黒雅叙園』からスタートした同ホテル。歴史と伝統を受け継ぎ、美術、意匠などを施設の特徴としてきた。館内に現存する木造建築『百段階段』は、東京都の指定有形文化財として保存されている。 昨秋までは株式会社目黒雅叙園が同施設を運営していたが、カナダの投資会社・ブルックフィールドへのオーナー変更を背景に、定期建物賃貸借契約満了となったことから、昨年9 月末で同社による運営を終了。休館となっていた。
 ヒルトンの展開する『LXRホテルズ&リゾーツ』は、ラグジュアリーブランドホテルの位置付け。各デスティネーションの独自の文化と個性を反映した、没入型の体験を提供している。開業予定も含め現時点で世界に約40軒を有し、日本では2 0 2 1年9 月に開業した『ROKU KYOTO, LXR Hotels& Resorts』に続く国内2 軒目。2028年には広島をはじめ箱根強羅、北海道・ニセコにも同ブランドを展開予定だ。
 リブランドにあたり、客室を含む一部施設のリニューアルも実施。開業は来年としているものの、今年半ばには宿泊及び料飲施設の運営を再開するとしている。現時点での発表では60の客室のほか、スペシャリティレストランとオールデイダイニングを含む5 つの料飲施設、約5700㎡のミーティングスペースを備える予定となっている。 なお、昨年10月に発表された目黒雅叙園のプレスリリースによると、『百段階段』の美術品、館内のアート作品は目黒雅叙園が所有者となっている。「伝統文化などを今後も支障なく利用してもらえるよう、協議を進めていく」としている。
 ヒルトン日本・韓国・ミクロネシア地区代表のジョセフ・カイララ氏は、「『LXRホテルズ&リゾーツ』のブランドならではの、地域に深く根ざした本物の体験と、顧客一人ひとりの想いやニーズに寄り添ったサービスを通じて、心に残る特別な滞在を提供していく」と話す。
 ブルックフィールドの日本における不動産事業責任者・土田育新氏は、「リブランドに対して大規模な投資を行い、地域コミュニティに資する拠点にしていく。同時に、東京を訪れる国内外の旅行者にとって、魅力的な体験を提供するデスティネーションを創出したい」と語る。
(詳細はブライダル産業新聞紙面にて、5月11日号)