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  • 26.03.24

厨房チームは『会社の誇り』【ブラス】

ブラス(名古屋市中村区)は1 月27日、名古屋で運営するクルヴェットダイニングにおいて、キッチンスタッフを対象とした社内コンテスト【C 1 グランプリ】を開催した。 
参加対象者は、全国25店舗の運営式場に所属する正社員の調理スタッフ。昨年4 月に審査を開始しているため、新入社員と各施設の料理長は対象外としているが、年次関係なく全員が挑戦できるコンテストだ。 
テーマは『結婚式で提供するコース料理の一品』。もともと同社はシェフ、パティシエのポジションを分けておらず、採用も厨房チームとして行っている。そのためコンテストでも、①冷製オードブル、②温製オードブル、③ポワソン(魚料理)、④ビアンド(肉料理)、⑤春デザート、⑥冬デザートの6 部門を設け、それぞれ挑戦したいジャンルを選択し、エントリーする流れとした。 
昨年4 月に始まった1次審査では、デッサンと料理に込めた想い、こだわりをエントリーシートで提出。続く2 次審査では、完成した料理の写真、原価率などの項目を評価対象とした。3 次の実技審査は部門ごとに分けて集まり、当日調理をして、総料理長、マネージャーをはじめとした審査員が実食。各部門のトップ6 人を決定した。審査員からのフィードバックを基に、ブラッシュアップした上で、最終コンテストに臨んだ。 
最終で審査員を務めたのは、同社代表取締役社長・河合達明氏、取締役、鈴木勝統総料理長などに加え、各部門の優勝者を輩出した店舗の代表者を含めて44人。当日は会場となったクルヴェット名古屋の厨房チームもキッチンに入り、ファイナリスト6 人と一緒に審査員44人分の料理をそれぞれ仕上げた。評価基準は盛り付け、味、創意工夫、完成度の4 項目で採点。合計得点で優勝者を決定した。 
審査の結果、グランプリは冬デザート部門にエントリーした、ブランリール大阪・長谷柚花チーフキュイジニエによる『柚子香るほうじ茶ショコラの器』。フルコースを食べた後、かつウエディングケーキも一緒に提供されることを想定し、コースの締めとしてさっぱり食べられるデザートを提案した。雪に見立てたホワイトチョコのほか、フォンダンショコラをイメージし、中からソースが溢れるようにするといった季節感など、完成度の高さが評価された。 
準グランプリは冷製オードブル部門にエントリーした、オランジュ:ベールの五十嵐純スーシェフ『魚介&野菜のアンサンブル〜素材の煌めき〜』。社長賞は温製オードブル、ブランリール大阪のスーシェフ・山上生真氏『国産合鴨とハンガリー産フォアグラのマリアージュ パテ・アンクルート マデラ酒のエーグルドゥー』が受賞した(配属先はそれぞれ当時の施設)。

最高の結婚式に最高の料理 
「当社は15年以上前から『C 1グランプリ』を実施してきましたが、当時は見た目の美しさや創造性を評価基準としていました。コロナ禍での中断を機に内容を見直し、『実食して味、料理の仕上がりを評価すること』、『カップル、ゲストに届けられる料理』、『厨房スタッフが働く上で身に付けることができるスキル』を軸に、ブラッシュアップを図りました。最終的に順位は出たものの、受賞に関係なく大事なのは一生懸命取り組むこと。これこそが、みんなの力になると信じています。特に最終審査会に挑んだ6 人は、当社の精鋭メンバー。そのスキルと想いを、各店でも伝えていってほしいです。」(鈴木氏) 
「予選を勝ち抜き、一緒に働く仲間を審査員としてこの場所に連れてくることができたことに、まずは誇りを持ってほしい。涙ながらに受賞を喜ぶ姿を見て、この日のために重ねてきた努力が伝わってきました。当社は現在、厨房チームとして150人が活躍しています。改めて感じるのは、『料理はチームで作る』ということ。それぞれが考え力を尽くしたとしても、1 人の力は限界があります。『最高の結婚式には、最高の料理を』という気持ちを全員が持ち、料理を提供していく。『当社の厨房チームは会社の誇り』と、自信を持って伝えたいですね。」(河合氏)
(詳細はブライダル産業新聞紙面にて、3月21日号)