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  • 22.04.26

レトロ婚フェスオンラインをライブ配信【バリューマネジメント×BIPROGY】

 バリューマネジメント(大阪市北区)は2月27日、【レトロ婚フェスオンライン】を開催した。神戸迎賓館旧西尾邸の会場で実施した内覧会をオンラインで回遊しながら配信。ブライダルジュエリーの相談など、スタジオを経由して複数会場を中継した。配信当日に、SNSで告知を行ったところ、400を超えるPV数となり約20組の資料請求に繋がった。このオンライン配信は、大手ITサービスのBIPROGY(東京都江東区・旧日本ユニシス)の提供するライブコマース【Live kit】を活用して実施した。今回のイベントを皮切りに、今後はブライダルへの提案を進めていく。ここではバリューマネジメントのマーケティング部ゼネラルマネージャー笠正太郎氏、BIPROGYの流通第一事業部CXLabセンター長・柳沢博一氏が今後の可能性を語り合った。

平均視聴時間は22分に
 ――Live kitの機能とは。
 柳沢「ライブで商品の紹介をしながら、そのまま購入できるというライブコマースサービスです。昨年2 月に事業を譲受し、サービスを開始しました。スマホなど通常のブラウザを使ってライブを配信し、画面にカート機能が出てきて、ユーザーは動画を見ながら商品購入できます。ZoomやYouTubeとの大きな違いは商品を選択する導線で、一般的には一度画面を離れて購入しようとしても結果ライブに戻ってこなかったりします。そのため、ライブ配信から購入のハードルが高かった部分を解消しています。仕組みとしてはLPを制作。SNSで発信をしてLPに飛んでもらい、そこからURLをクリックするとライブコマースが視聴できます。専用のアプリなしで、スマホなどのブラウザで見られるのも特徴の一つ。ほかにも、システム上でLPが作れます。通常ウェブマーケティングにそれほど強くない場合、デザイナーにイチから依頼するなど制作に手間もかかりますが、システム内で全てできるのは強みと言えます。これまではアパレルショップやプロ野球球団などで活用されてきましたが、販売という側面だけではなく消費者との接点という利用も出来るのではという想いがあり、社内で議論している中で、ウエディングでも面白いのではという話が出ました。」
 ――具体的にはどのような活用を考えたのでしょうか。
 柳沢「当初は結婚式場の披露宴をライブ配信し、カートの機能を使って引出物を選択する、投げ銭機能もあるためご祝儀を渡すなどの提案を考えました。その過程でTIPLOGの高津守社長に相談したところ、結婚式のライブ中継はすでに事例が多いと。それならばセールス段階でのDX化という側面から、集客を目的としたブライダルフェアのオンライン配信が面白いのではという話になりました。カートの機能をカスタマイズして、資料請求や店舗訪問の予約なども設定できますので。今回、バリューマネジメントの協力を得て、テスト的な意味合いも含めてオンライン配信を実施してもらいました。」
 ――バリューマネジメントとしては、今回この機能を使おうと考えた経緯は。
 笠「当社ではこれまでもオンラインフェアを、コロナの最初の段階から積極的に仕掛けてきました。Zoom、YouTubeライブ、インスタライブのほか専用のアプリも試してきました。これまでのツールとの違いとして、一番はアプリをダウンロードすることなくブラウザからすぐに視聴ができるところ。例えばインスタライブであれば、画面にコメントも出てきてライブ感を出せるのですが、一方でフォロワーにしか届かない。その点Live kit はURLをクリックすれば誰でも視聴できるので、様々なSNSを使って告知もできます。特にLINEに関しては、URLを送っただけで2000再生に達するなど、流入経路の大半を占めました。仮にインスタライブであればLINEと組み合わせが出来ませんから、視聴者への告知を含めて今後も凄く可能性があるなと思いました。」
(詳細はブライダル産業新聞紙面にて、4月11日号)