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- 社説:潮目
- 26.06.03
ワンちゃん連れOKの優位 本気でニーズに向き合う姿勢も大切
先日の日曜日、友人に誘われワンちゃん連れウェルカムのコンサートに訪れる機会があった。会場内は満員で50名ほどが来ており、一緒に来たワンちゃんは20匹。これだけの数がいると、演奏にビックリし吠えてしまうワンちゃんもいて大変だろうと思いきや、約1 時間のコンサートで演奏中に一度も鳴き声は聞こえず。奏者からすると、もっとうるさくなるだろうと予測していたようで、思わぬ拍子抜けに音楽を聴いてリラックス効果もあったのかもしれないとのことだった。ちなみにそこで唯一泣いていたのは、親に連れられてきた人間の赤ちゃんであった。
コンサートは15時前後に終了し、友人5 人・ワンちゃん3 匹で一杯飲める店を探すことに。日曜日の都内は、ただでさえ空いている店も少なく、しかも時間はアイドルタイム。知っている店も定休日、またはその時間は閉まっているためどこにしようかと迷っていると、1 人が提案してきたのはそば店。テラス席にワンちゃん連れOKということで連絡をしてみると、15時にも関わらず先客がいて17時にならないと空かないとのこと。ランチでも平均で5000円前後する店であったが、同じようにワンちゃん連れの散歩客に先を越されてしまった。
そんな体験をして感じたのは、ワンちゃん連れという地域によってかなりの来店が見込めるニーズに対し、どこまで対応していくか。積極的に対応しようと考えれば、確かに土日に休むのはもったいない。また散歩のついでに寄ってみようというワンちゃん連れの行動パターンを考慮すれば、アイドルタイムも再検討が必要だろう。他の店が休んでいる曜日・時間帯に営業すれば、それだけ選ばれる可能性も必然的に高まる。しかもワンちゃん連れの場合は、一緒に行ける店として常連化も比較的容易で、独自のネットワークを通じての口コミ効果も高いと言える。
(詳細はブライダル産業新聞紙面にて、6月1日&11日合併号)
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