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  • 21.06.08

連載企画②《ウエディングデザイナー養成講座》なぜ今、ウエディングデザイナー養成が必要なのか【全米ブライダルコンサルタント協会(ABC協会)アジア&オセアニア統括代表/㈱ソフィア通商 代表取締役 小原義之氏】

 「カスタマイズウェディング」のワードと共に米国同様、日本でもウエディングテーマに沿って様々なアイテムや会場装飾等にこだわるカップルが増えています。また、会場オーナーからは「こだわりを持つ顧客には当社のスタッフではお手上げのため、ABC協会員のプランナーに手伝ってもらえないか?」の問合せもあります。
 今ではSNS上に欧米の装飾トレンドや人気アイテムが溢れています。しかしビジュアルのみを模倣する前に、そのトレンドの背景等を知ることで、顧客に対しても説得力のあるデザイン構築に繋がります。私のトレンドセミナー参加者からは「このデザインが流行っている理由がやっと理解できた」という声も多く聞かれます。
 さらに最近では、ホテル・婚礼施設ありきで会場を検討するカップルばかりでなく、初めてデートした公園やプロポーズされたビーチで挙式をしたいなど、「自分たちにとって“意義ある”場所でウエディングを」という人たちもいます。その結果、デザインの具現化に加え「空間プロデュース力」も求められます。婚礼専用の空間でないからこそ、ハード面での課題もあるからです。
 このスキルがあれば、独立した途端に既存の会場に頭を下げ、悪い条件でも提携のために妥協せざるを得ないフリープランナーの環境は改善できるはず。例えばNYでは、見た目は冴えない雑居ビルでも、トップフロアから自由の女神が一望できる一般レンタル会場等も好んで使われています。米国のプランナーが空間プロデュースにも精通するからこそ、提案される会場は千差万別。国内でも様々なレンタル会場や、地方では空き民家が増えています。自社(自分)だけの会場を増やすことでビジネス機会の創出にも繋がります。
(詳細はブライダル産業新聞紙面にて、5月21日号)