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  • 社説:潮目
  • 26.10.02

シェフのパフォーマンス ゲスト同士の自然な会話を生む

今夏、結婚式場で実施されたパーティーに参加する機会があった。一度目は8 月18日、ブラスのアコールローリエのオープニングレセプションパーティー。二度目は9 月10日、ワールドサービスのルシェルブラン表参道で当社が主催した業界交流会だ。この両会場に共通していたのはシェフによるライブパフォーマンスで、パーティー全体の雰囲気を高める効果があった。 
ブラスのパーティーは、まずガーデンでウェルカムビュッフェを実施し、料理人たちが直接フードを取り分けていった。またパーティーではオープンキッチンのすりガラスが、音楽と共に一枚ずつ透明に切り替わる。中にいるシェフ、料理人の姿が次々に登場するような仕掛けで、会場内も大いに盛り上がった。 
ワールドサービスの各店舗では、シェフズダイニングが人気だ。ガーデンを使って、シェフが目の前で料理演出を披露する。表参道の店舗はスペース的に限られているものの、交流会では鉄板でフランベをしながら肉を焼き、またバーベキューも用意して目の前で仕上げ、参加者1 人ひとりに提供していった。 
思い起こせば4 年前、旧ノバレーゼの運営しているレストランで業界交流会を実施した際には、総料理長が大きなブリを仕入れてその場で解体を披露。解体した後には寿司、ブリしゃぶとして提供し、参加者はその味を絶賛していた。そう考えるとこうしたパフォーマンスは、単なる「料理演出」以上に、料理の価値をゲストに伝える重要な装置なのかもしれない。
(詳細はブライダル産業新聞紙面にて、10月1日号)