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  • 26.09.01

2社の強みを共通の仕組みに活かす【オンザページ】

 4月から新たにスタートを切ったオンザページ。7月時点で営業本部を統合し、新体制を確立した。決算説明会では、すでに人材交流も始まっているとし、「年末に向けて各社の強みを共通の仕組みに変えていくフェーズに入っている」とした。 
 例えば平日の施設稼働率向上の取組み。レストラン営業、前撮りなどを除いて、実際に売上のあった平日を『稼働日数』として計算。26年12月期第2四半期は、総平日日数のうち30%と、前年同期の27%から3ポイント向上した。これに関して代表取締役社長COOの荻野洋基氏は、「旧ノバレーゼで継続してきたビアガーデンは今夏も利用客から好評を得ていて、冬にはクリスマスディナーなどの開催も予定。この取り組みは旧エスクリでは実施していなかったもので、来年以降、都市型という立地を活かしたビアホールのスタイルを打ち出していきたい。今後も伸びを期待できる領域と考えている」と話した。
 7月以降旧2 社の横の連携も強化。経営陣と全国のGM、料理長を集めた営業戦略会議も実施したほか、荻野COOによる全国拠点の視察、タウンホールミーティングも順次進めている。また、施設・部門の統合においては、グループ全体の生産性・収益性向上を目的に、旧エスクリ運営のドレスショップ『プリマカーラ神戸店』を、『ノバレーゼ神戸店』に移管した。よりよい立地で、これまで以上に豊富なラインナップ展開となり、顧客満足度向上を図っている。また、引出物についてはもともとノバレーゼの子会社であったタイムレスにほぼ100%移行済みなど、合併による内製化率向上にも繋げている。 
 グループシナジーの発揮の面では、旧エスクリの子会社であった建築・不動産事業を展開する渋谷社が、すでにプラスの効果をもたらしているという。来年1 月に名古屋に『フレアージュ栄(Flairge栄)』を、来春には長野に『軽井沢 閑聖の杜』の出店を発表済み。こうした新店舗建築におけるコスト削減のほか、既存物件のリニューアルと修繕においては、スピード感を持って対応できるのも強みとしている。
 秋以降の動きとして、成約顧客向け会員優待制度『オンザページクラブ』をローンチ予定。顧客情報の一元管理により、CRMの効果最大化とLTV向上を図る。また、人材交流とナレッジ共有などを通じ、シナジー効果の最大化を年内の目標とする。通期の計画としては、売上収益427億8900万円、営業利益は30億円を掲げる。足元の業績も順調に推移していることから、計画達成を見込んでいる。
(詳細はブライダル産業新聞紙面にて、9月1日号)