NEWS

ニュース

  • 写真
  • 26.08.21

国登録有形文化財での撮影 建物を未来に継承していく【clef. 建築設計事務所】

 clef. 建築設計事務所(香川県綾歌郡)は6月11日、同県坂出市に位置する国登録有形文化財『旧石川家住宅主屋』を舞台にした、【石川邸貸切フォトプラン】を提供スタートした。
 白漆喰壁、ガラス建具などを特徴とする大正建築の同文化財を管理、運営する同社。次世代への継承・保存に向け、見学だけに頼らない安定的な財源確保を課題とする中で、和装との調和、体験型フォトへのニーズの高まりを受けて企画した。プラン化を前に2月と6月、単発イベント『昔の花嫁体験』を開催。その際に参加者から、「ここで前撮りをしたい」という声もあり、プラン化と通年販売に至った。
 建築士の視点を活かし、建物の骨格を意識した撮影をプロデュース。時間帯、季節に応じた光の入り方を考慮した最適なスポットを提案する。1日1組限定の完全貸切で案内し、没入感も提供する。
 撮影は高松市を拠点に出張撮影サービスを展開する『リップルフォト』の廣瀬英里子氏が担当。ヘアメイクと着付けは、丸亀市に位置する美容室『clef la cl’e du bonheur』の喜井陽子氏が担う。衣裳は喜井氏の所有する白無垢や色打掛、紋付き袴を貸し出すほか、持込みも別途料金にて対応する。
 衣裳、撮影、アルバム10ポーズ付きで、料金は44万円。利用料の一部は、同文化財の維持管理費に充てる。ウエディングのほか、成人式、家族写真などの利用も想定している。
 「新たな人生への1歩を踏み出す新郎新婦、振袖姿の新成人など、若者の皆さんが歴史ある空間に立つ。そうした機会が積み重なってこそ、建物は地域の中で生き続けます。和装との調和を楽しんでもらうと同時に、石川邸の周知に繋げていきたいです。」(代表・安部加寿美氏)
(詳細はブライダル産業新聞紙面にて、8月21日号)
────────────────────────────────────────