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  • 社説:潮目
  • 26.04.23

集客マーケティングの変化 競合ではなくユーザーを主軸に

 昨年独立したSYCLA(シクラ)の大前友美氏。レストランミッテのプランナーをしながらマーケティングの経験を重ね、ブライダル集客コンサルの第一人者として活躍してきた。自社集客を高めていく手法にいち早く取り組み、現在でもWEB広告を駆使して多くの会場の集客業務を支えている。そんな大前氏が最近の特徴として、結婚式を実施する数自体大きく減少し多様化の時代だからこそ、競合を全く意識しないマーケティング手法に活路を見出している。いわゆる小手先の集客戦術からの脱却によって、成約率の高い集客を確実に維持する考え方だ。
 「WEB広告は、出稿量はもちろんのこと、さらに大切なのはサイトにランディングしてからの情報の問題が大きく左右されます。ここでポイントになるのは、多様化している様々な想いを持つユーザーの離脱をどこまで防ぐことができるか。特に離脱の分岐点になるプランについて、直近の場合には100万円優待、弱いシーズンに応じて特典を厚くするのは一般的だったかと思います。最近のユーザーの多様化によって、リードタイムも様々なっています。見に来てくれたユーザー全てを取りに行くためには、時期によって値段を変えていると、自分には関係ないと離脱の大きな要因になります。」
 実際に大前氏は、サポートしている会場においてお盆や正月時期のフェアも行わず、シーズンプランも全て見直した。その時期を検討している人にとって、こうしたシーズンプランは得かもしれない。逆に言えば、そうでない人にとっては損と感じるわけで、つまり全ての人に損をさせないことで、1 人でも多く離脱をさせない戦略をとっている。始めは会場側も困惑すると言うが、結果として集客は伸び、さらに成約率も高まって受注は増えている。
(詳細はブライダル産業新聞紙面にて、4月21日号)