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  • 社説:潮目
  • 25.11.27

ローカルエリアではプランナーになれない状況

北陸エリアのプロデュース会社に、地域の採用状況の話を聞いた。都市部では人材募集をかけてもなかなか集まらないことに苦慮している企業が多いのに対し、北陸エリアでは逆に採用募集する企業も限られ、若い人材がプランナーの仕事を望んでいてもなかなか就職できない状況だという。
そもそもローカルエリアは結婚式の減少も加速しており、自ずとプランナーの活躍の場も縮小している。さらに施行減によって地元企業の経営は悪化し、人材を抱える余裕も無くなっている。最終的に地元企業の運営する会場がどんどん閉鎖することになってしまう厳しい状況に陥り、地域内でプランナーとして働くチャンスもどんどん無くなっていくという構図だ。
一方で、こうしたエリアにも全国展開する大手の会場は存在している。ただ、大手の採用は東京、大阪などの大都市圏での一括が基本。地元で働きたいからと仮に大手の採用を勝ち取ったとしても、希望通りに配属されるのは早くても数年先となる。
地元でプランナーとして働くチャンスが限られていくと、特に打撃を受けるのは地域にあるブライダル系専門学校だ。地元での就職先も見つからない状況では、わざわざ多額の授業料を払って入学する希望者も当然ながら減っていく。専門学校としても、就職先が限られたブライダル系よりも、インバウンド需要によって、地元採用が活況な宿泊分野に転換していくことになり、地元で結婚式について学びたくても学べないという環境になっていく。結果、プランナー職を志す若者自体がいなくなってしまうという悪循環に陥っていく。
(詳細はブライダル産業新聞紙面にて、11月21日号)