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  • 25.03.04

IKKがクラウドカメラを導入【セーフィー】

クラウド録画サービス【Safie(セーフィー)】を提供するセーフィー(東京都品川区)は昨年11月、アイ・ケイ・ケイ(以下IKK)の運営式場20拠点に、同社のクラウドカメラが導入されたことを発表した。
『セーフィー』はカメラとインターネットを繋ぐだけで、スマホやPCから映像を簡単に確認できるクラウド録画サービス。式場やホテルのほか、建設現場、小売店など、様々な業界で採用されている。防犯カメラとしての用途はもちろんのこと、昨今はカスハラ対策など、映像データを活用し業務効率化、課題解決などに繋げられるツールとして提案を強化している。
大規模導入となったIKKは、当初防犯強化の観点から導入を決定。カメラなど高額機材のほか、万が一のご祝儀トラブルなどに備えることを主な目的とした。『ララシャンスベルアミー鳥栖』においては、これまで他社の防犯カメラを4 台設置していたが、セーフィー切り替え後の昨秋時点で16台を活用している。設置場所は出入口や金庫、個人情報保管スペース、クローク、接客スペースなど。屋内・屋外型を使い分けている。
防犯目的のほか、いつでもどこでもリアルタイムで映像をチェックできる点も、導入以降高い評価を得ている。IKKのあるエリア統括責任者は伊万里、鳥栖、佐世保の3 会場を担当。クラウドカメラを活用し映像を通じて各式場の状況をチェックすることで、カップルやゲストの様子など重要なポイントを、移動することなく効率よく確認できるようになったという。例えば、乾杯後のドリンク注文が多くなるタイミング。サービススタッフが効率よく動けているかなど、映像データをチェックし、必要に応じて改善にも繋げている。
IKKからは、「俯瞰的な視点で状況などを確認できるようになったことで、改善ポイントの抽出が以前より容易になった。万が一のトラブル発生の際、映像というエビデンスは双方納得度の高いツールになる」といった声も上がっている。
「スキル向上の面では、例えば若手スタッフが自身の接客映像を見て、トークスキルや表情チェックツールとしても活用可能。こうした振り返りを通じて、今後の受注率アップに繋がる可能性も見えてくるはずですので、多くの式場に導入してもらえたら嬉しいです。」(営業本部関西支店関西営業グループ・吉本早織氏)

(詳細はブライダル産業新聞紙面にて、3月1日号)