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  • プランナー
  • 24.08.23

五感を活かした感謝を届ける式

 マンダリンアリュール・鈴木嘉桜さんの担当したカップルは、「“結婚”式ならやらない」と話す20代前半の2 人だった。
 話を聞いていくと、「誓いの言葉やキスは、結婚式っぽくてNG。手紙や歓談時間は、気持ちを伝えられるからOK」とのこと。2 人にとってのボーダーラインは、結婚ではなく、『感謝に通ずるものなのか』ということに鈴木さんは気付いた。
 一方で、プランナーとして2人の言葉を鵜呑みにするのではなく、ゲストを置き去りにしない1 日を提案したいとの想いもあった。そこで、古い習わしに固執せず、2 人にとって1 番大切にしたい『感謝を届ける』という根幹に基づき、誓いのキスは「感謝の恩返しを約束した言葉を封じ込めるため」、フラワーシャワーは「感謝したい大好きな皆を悪魔から守るため」と伝えた。却下されるはずだったセレモニーの内容に『感謝』を紐付け、しっかりと意味を持たせて実施することになった。

(詳細はブライダル産業新聞紙面にて、8月21日号)