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  • 22.09.18

共同仕入れも提案【ノバレーゼ】

 ブライダル企業が培ってきたノウハウを、競合他社に対して外販するビジネスが活発化している。これまではノウハウを自社内で抱え込み、模倣される不安から消極的であった企業も、積極展開に切り替えている。競合同士の情報交流も少なかったブライダル業界にあって、コロナをキッカケに連携の動きが加速し、共存意識が高まっていることもその背景にある。一方、クライアント企業側でも、実践例に基づいて効果を証明できている各種サービスは、課題解決の特効薬としての期待も大きい。グループ全体で積極的に外販を展開するノバレーゼをはじめとした各社の外販の潮流を、今号と次号の2回にわたり検証していく。

包括支援先は7社に
 ノバレーゼ(東京都中央区)は昨年11月、地方の結婚式場やホテルの収益改善をサポートする事業をスタートした。このサポートの仕組みは、社内に専門部署を持たない中小会場・ホテルに対し、同社およびグループ会社の様々なサービス・ソリューションを提供するというものだ。同時に共同仕入れを含めた、包括的な収益改善も支援している。事業スタートから10ヵ月になるが、包括的な支援を受けている企業は7 社。また企業の課題に応じた個別のソリューション提供の相談も増えており、その一つとしてドレスの提携もこの期間に5 社増加した。
 同社の提供するサービス・ソリューションは多岐にわたる。採用・研修を含めた人事面、マーケティング、デザイン、ドレス、料飲オペレーション、さらには共同購買の仕組みなど。またグループ会社においても、タムレスはギフト・コールセンター・管理システム、マリーマーブルは写真・映像、Doはクリエイティブ・広告マーケティング、アンドユーはゲストドレスを独自に展開。ノバレーゼのビジネスサポートは、相談企業の課題に応じて自社・グループ会社のノウハウを提供していくハブの役割を担っている。
 ノウハウの他社への外販については、タイムレスのギフト提供からスタートしている。2009年からは社内で新規事業提案制度【ノバレボ】を開始し、そこから法務サービスのブライトをはじめ、Do、アンドユーがグループ会社として誕生した。
 「ノバレボは本来、ノバレーゼの新たな柱になるブライダル以外の新規事業を、スタッフから提案してもらうことを目的としており、必ずしもブライダル関連事業には限っていません。ただ、ノバレーゼの優位性を踏まえて、現実として周辺ビジネスを展開するという事業が立ち上がっています。これにより、グループ全体としても提供できるサービスの幅は広がってきました。」(営業本部ディビジョンマネージャー・諏訪真紀子氏)
(詳細はブライダル産業新聞紙面にて、9月11日号)