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  • 21.01.14

《パートナー企業トップインタビュー》仕事のマッチングシステム【ビューティトップヤマノ】

 ――2020年の5月は前年対比98%減。全体でも厳しい状況が続いたようですが。一方で、3年前から推進してきたIT化を、今年さらに進化させる準備が整った一年ということですが。
 山野「2年前に、POSを導入したことで、様々な対応が出来るようになりました。例えば一組あたり、どういう売上構成になっているのかを分析しています。当社のサービスとしてはブライダルエステもあれば、後撮りなど幅広いわけですが、果たして何割から注文が入っているのかを把握できなかったわけです。それこそ和装、洋装の比率も、一つひとつ見直していました。POSの導入によって、顧客の情報管理、売上分析の環境が整い、それを2年かけて現場に落とし込んできました。例えばオンライン受発注にも対応するなど、各店長の業務が軽減され、これはコロナ禍になっても準備しておいてよかったと改めて感じました。」

 ――もう一つ準備していることが、外部の美容師のマッチングです。
 山野「もともと地方の美容組合では、FAXがないところもあり、ある程度の年齢の美容師はITの流れにそぐわないというイメージもありました。ところがコロナによって移動制限になった状況で、各店舗ではコミュニケーションを図るためにLINEを活用してコミュニケーションを取っていました。それならば、スマホを使ってマッチングシステムを作っていこうと進めてきました。簡単に言えば、各現場の店長とスタッフのスケジュール管理システムです。美容師によっては、家庭もあり、育児の空いた時間だけ入りたいという人もいます。一方店長は、成人式やそれこそ11月のカレンダーを見て、大安の土日には人を押さえておきたいわけです。そこで、地域の美容師に早めにその日時を押さえておいてもらうよう、営業スケジュールを送信。その時点で空いているという美容師に、登録してもらっています。」

 ――予定の仮押さえであっても、500円を支払う仕組みだとか。
 山野「直前に他の予定が入るかもしれませんが、まずはスケジュールを空けておいてもらうという段階でワンコインクリックしてもらいます。またシフトは前月の20日に決定しますが、仮に思ったよりも受注が入らなかった場合でも、予定をキャンセルしてもらう際には、1万円の日給に対して6000円を支払います。何故そこまでしてスケジュールを空けておいてもらうかと言うと、繁忙期には美容師が不足することになり、足りなくなれば人材派遣や他のエリアから連れてくることになります。宿泊、交通費を含めれば、一人8万円ということもあります。それを考えれば、ワンコイン、キャンセルの場合の6000円を支払ったとしても、常に不足しないように多めに地域内の美容師を確保しておくことができます。システムでは、スキルもカテゴリー分けしており、それに合わせた仕事のリクエストもできます。」
(詳細はブライダル産業新聞紙面にて、1月1、11日号)