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  • 19.09.02

[GWA2019 ソウル賞]自身の辛い経験をバネに式を作り上げる(ララシャンス HIROSHIMA迎賓館 槇林優香さん)

  ソウル賞に輝いたララシャンスHIROSHIMA迎賓館(広島県広島市)の槇林優香さん。闘病中だった母を亡くし、プランナーとしての仕事に自信を失っていたころ、担当した親友の結婚式によって気持ちが変化した。
 親友でもあった新婦が自分の式場で結婚式をすることに。槇林さんは準備を進めていくうちに、新郎新婦も複雑な思いを抱えていることを知った。新郎の母は結婚式場で働いており多忙だったため、新郎は寂しい思いをしてきた。一方新婦は自身が痴漢にあった時、助けてくれた父に対し、感謝の気持ちを伝えていないことを気に止めていた。
 「新郎新婦にも寂しい思いや切ない思い出があることを知りました。その感情があるからこそ、幸せを感じられるのではないか。せめて結婚式の日だけは全員に幸せを感じほしいと思いました。」(槇林さん)
 12月の夕方から始まる結婚式。ゲストがキャンドルの灯りを一斉に吹き消し2 人が入場した。新婦のお父さんへの10年越しの感謝を伝えるセレモニーは、鯛の塩釜開きを提案。新しい未来も切り開いてほしいという想いを込めた。一方、新郎は母親に感謝をどう伝えたらいいのか悩んでいた。しかし、新郎は中座のシーンで母親と一緒に歩き、マイクを握って「母さんの仕事って最高やね」と気持ちを伝えた。母親はその一言で涙が止まらなくなった。
 「自分にも辛い思いがあったからこそ、2 人に寄り添い、幸せの瞬間を作ることができました。」(槇林さん)
(詳細はブライダル産業新聞紙面にて、8月21日号)