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  • 19.05.06

私の忘れられないウエディング【ワンエイトプランニング 代表 Masaさん】

余命が短い母のための式

 ワンエイトプランニング(兵庫県神戸市)代表・Masaさんは3 年前、余命が短い新婦の母のための結婚式を担当した。 カップルから「来週中に式を挙げたい」と依頼が舞い込み、新婦の自宅に訪問。母親はベッドから起き上がるのが精一杯の状態で、会場に移動することも難しかった。そこで、10日後に新婦の自宅で結婚式をすることに。母親の体調に配慮して、スタッフはMasaさんとヘアメイクの2人、ゲストも6 人に絞った。Masaさんは、カメラ、司会、音響も務め、ヘアメイクもアテンドを兼任した。当日はヘルパー3 人と医者も付き添った。
 当日、「母親の体調が優れないので15分が限界かもしれない」とヘルパーから伝えられた。両親への手紙を2 人が披露することになっており、それだけは聞いてもらいたいと進行を急いだ。花嫁から手紙が読まれると、それに母親が反応し涙を流す様子も見られた。その後、新郎新婦が公園へロケーションフォトを撮りに出掛けた後、母親は他界した。
(詳細はブライダル産業新聞紙面にて、4月21日号)