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  • 18.06.01

designer’sEYES “第5回”ブランディングチームの発足が大切~後編~【グロウ・リパブリック 代表取締役 宮村 岳志氏】

 商業デザインを手掛ける、ザ ホールデザインの杉山敦彦社長がファシリテーターを務め、デザインの重要性を語る連載対談。第5回は、ウェブ制作などで人気企業のプロモーションを請け負う、グロウ・リパブリック宮村岳志社長を招いての後編。時代が大きく動く中で、いち早くブランディングに着手していくことの重要性を語りあう。(後編)

 杉山「ブライダル会場は、いかに価値を残していくか。つまりブランディングが大切ですが、会社の中で対応出来る人はやはり少ないわけです。まずは社内にチームを発足する。さらに取締役にクリエイターを入れる。その上で、外部のブランディングチームを傍に置きながら、常にブランドが崩れていないかをチェックしていく。外部のチームの取り組みを学びながら、社内のチームを育てていくという視点を持つべきかと。」
 宮村「それを経営者が理解できるか、そこに投資の価値を感じられるかが大切ですね。ブランディングは、後々大きなリターンになるのは確実。しっかりと先行投資をし、長い目で作っていくことがマストかと。」
 杉山「そもそも、ブランディングもされず、単にどこかを真似しようというデザインでは、全てが後手後手となります。真似をした時点で、トレンドのピーク、賞味期限は過ぎているわけですから。それを永遠に繰り返していくのか。これは、空間デザインだけでなく、成約率に直結する新規接客のシナリオ作りなど、全ての業務に関わってくるものです。」
 宮村「社内でも社外でも、ブランディングチームがないと、管理もできません。ストーリーとして何を語っていくか。それをしっかりと新人にも教えていく文化を根付かせることが大切ですね。本来はストーリーを語って、そこに共感してもらうことで差別化されていきます。さらにストーリーはどんどんアップデートされていく。当社で制作しているウェブサイトは、過去の顧客ではなく、未来の顧客を獲得するためのツール。つまりそこには未来に向けてのメッセージがなくてはなりません。」
 杉山「これだけ競争が厳しくなる中、まだまだ真剣に取り組んでいる会社が少ないからこそ、ブランディングはやったもの勝ちです。今から着手すれば、将来的に勝つことが出来る。」
(詳細はブライダル産業新聞紙面にて、5月21日号)