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  • 18.04.28

designer’sEYES “第4回”トリートのサイト制作を機にW市場へ~前編~【グロウ・リパブリック 代表取締役 宮村 岳志氏】

 商業施設デザインを手掛ける、ザ ホールデザインの杉山敦彦社長がファシリテーターを務め、デザインの重要性を語る連載企画。第4回目は、ウェブサイト制作を始め、プロモーション全般を手掛けるグロウ・リパブリックの社長、宮村岳志氏。人気ブライダル企業のサイト制作を請け負ってきた経験から、ブランディングの重要性を語る。(前編)

宮村「杉山さんは、ウエディング施設などの空間デザインで世界的な賞を受けるなど、高い評価を受けていますよね。最近は、どのようなプロジェクトを進めているのかが気になっています。」
杉山「現在は、6 月にオープンする渋谷のバーのデザインですね。世界的なバーのアワードで日本人として唯一チャンピオンに輝き、現在はアメリカと上海で店舗を展開している後閑信吾さんが、日本に初めて出店する店です。バーと言うと、日本では堅苦しいイメージが強いのですが、世界ではカッコいい、楽しい空間です。私自身、バーのデザインで世界一になりたいという想いも持っていたことで、一歩踏み出せるチャンスです。」
宮村「それは楽しみですね。オープンしたら是非行ってみたいです。」
杉山「グロウ・リパブリックの業務内容を教えてください。」
宮村「創業は2003年で、現在、大阪・東京にオフィスがあります。事業内容としては3 つの軸があり、一つはウェブサイト制作を始めとしたクリエイティブ。他には飲食店の経営、旅行関係の仕事もしています。クリエイティブについては、もともと映像制作からスタートし、その流れからウェブサイトの制作を依頼されるようになり、これまでauのキャンペーンサイトなども手がけてきました。その後は、動画、販促ツール、ウェブサイトまでトータルで対応する、PR全般の仕事をしながら、現在、ウエディング関連の依頼が全体の38%に達しています。」
杉山「ウエディングの比率が高まっているのですね。そのきっかけは。」
宮村「もともとアパレル、地方創生、エンタメなどの分野が中心でした。ウエディングについては、最初にザ・トリート・ドレッシングを紹介され、ウェブサイトを制作したことがきっかけでした。アパレルでは、それ以前にサザビーリーグを始め多くの仕事を担当してきましたので自信はあったのですが、よりオシャレで洗練されているものを求められ、いい経験になりました。その後は紹介で、ウエディング業界からの依頼が広がっていきました。」
(詳細はブライダル産業新聞紙面にて、4月21日号)