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  • 26.05.07

プールの輸入販売 屋外空間の演出に【プロスパーデザイン】

 一級建築士事務所のプロスパーデザイン(東京都中央区)は、フランス・Magiline(マジライン)社製プールシステムの輸入販売を手掛けている。ヴィラタイプやグランピングなどの宿泊施設のほか、リゾート施設へも導入している。
 1994年以降、世界33ヵ国で5万基以上の設置実績のあるマジラインプール。90件の国際特許を取得し、型枠支保工や補強材を必要としない自立型プールで、ろ過装置やポンプなどの関連設備と一体的に構成されている。
 プール本体はポリプロピレン製の躯体パネルを組み立て、内部に強化コンクリートを流し込む構造。高い強度を確保しながら、コンクリート使用量を従来の約半分に抑える。設置場所の掘削工事も最小限で済み、同社の試算では最短約1 週間で設置可能。躯体パネルは30cm四方のサイズで、パネルの組合せによって形状や広さ、深さを自由にアレンジできる。   
水の循環にも先進技術が使われている。ろ過装置には精度15ミクロンのフィルターを搭載し、微細なゴミまで除去する。躯体と一体化しているため、機械室を別途設ける必要がない。また、水路を狭くすることで流速を高め、圧力が低下するベンチュリ効果を利用して循環水流を加速。これにより、ポンプの小型化と省エネを実現している。
 水質や水温の管理は、専用アプリ『iMAGI-X』を通じてリモートで行える。塩素タブレットや清掃ロボットなどの関連機器も用意しており、維持管理のしやすさも特徴だ。
 プロスパーデザインはこれまで、同社が設計した住宅や別荘、リゾートマンション等にプール設置を提案してきた。近年は一棟貸しの宿泊施設など多様な宿泊形態が増えていることを背景に、宿泊・リゾート事業者からの問合せや設置依頼も増えているという。
 「コンパクトな設計のため漏水など起こりにくく、周辺建物への影響も小さい。ろ過装置は躯体と一体化している一方、ポンプは独立設置のため、台風や大雨による水没や故障も抑えられます。さらに躯体の特性上、地震による地盤の動きにも対応しやすく、鉄板やコンクリートに比べて損壊時の被害も最小限になる計算。こうしたリスクの小ささは、リゾート・商業施設などと相性がいいと言えます。」(執行役員プール事業部部長・市川和則氏)
(詳細はブライダル産業新聞紙面にて、4月21日号)