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  • 26.02.12

暗闇で発光する生花を開発【DIC】

 大手化学メーカーのDIC(東京都中央区)は、生花の演出サービス【RADilys(ラディリス)】の開発を進めており、7月のサービス開始を目指す。
 特殊染色液を吸わせた生花に高純度ブラックライトを照射して発光させる仕組み。明るい空間では自然な色彩、暗い空間では鮮やかに発光できる二面性が特徴となる。独自の特殊染色液とブラックライト内蔵花器、空間演出をワンパッケージで提供し、ナイトウエディングやホテル披露宴における、新しい装花演出として提案する。
 同サービスは、生花が『暗闇で2度咲く』をコンセプトに、ユリ、スイトピー、コデマリ、アリウムコワニーなど多様な花材で発色例を確認。枝物やドライフラワーへの展開も可能だ。ブーケ、テーブル装花、バージンロード装飾からフラワーウォールまで、用途に応じた演出を実現する。空間演出は京浜島のフローリスト集団『dodotokyo』(東京都港区)と協業し、アレンジメント事例の創出も進む。
 ブライダル領域では、ナイトウエディングや遮光しやすい披露宴会場での差別化提案を想定。生花そのものが発光するため、造花では生み出せない自然なグラデーションや香りを保ったまま演出できる点が強みだ。提供形態は、提携花店で染色した花を式場へ納品する方式と、式場側で染色液を用いて仕上げる方式の両案を検討中。まずは関東圏から展開を開始する。将来的にはホテルの館内装飾、テーマパーク、イベント装飾、映像・アート分野など幅広い応用を見据える。
 「研究で培った知見と、個人的に好きだった花を掛け合わせた結果生まれたのが『RADilys』です。暗闇で生花が浮かび上がる体験は、これまでのライトアップとは異なる価値を生み出せると思っています。サービス開始に向け、式場やホテルに幅広く提案していきたいです。」(マネジャー・東條健太氏)
(詳細はブライダル産業新聞紙面にて、2月11日号)