NEWS

ニュース

  • 社説:潮目
  • 26.02.11

プロ人材からは見向きもされない結婚式の仕事

箏の師範であり、洋楽器とのコラボLIVEや音源レコーディングなどで活躍するプロのミュージシャンの話を聞く機会があった。ブライダルでの演奏の仕事は若手のトレーニングという位置づけに過ぎず、ある程度経験を重ねていけば早々に卒業するのが通常の流れとのこと。そもそも現在プロとしてオファーされる様々な仕事と比較しても、ギャラは桁が違うという。共に活動しているプロミュージシャンたちも、同じような意識であるそうだ。 
結婚式では、様々な技術的サービスが結集している。前述した演奏以外に、ヘアメイク、着付け、音響、司会、撮影など多岐にわたる。プロとして培ってきた技術を発揮し、一生に一度のハレの日を作り上げていく。もっとも、技術を持つ人のサービスに対して、その価値をどこまでリスペクトしているのだろうか。モノについては、物価高騰により価格が上昇しているからと値上げを受け入れながら、人のサービスに対する対価は相変わらず据え置きのまま、中にはモノの仕入れが高騰した分を相殺するために、この時代でありながら、さらなる値下げ交渉をするケースもある。
(詳細はブライダル産業新聞紙面にて、2月1日号)