NEWS

ニュース

  • 企画・イベント
  • 25.11.10

想いを届ける『PJアワード』【ブラス】

 ブラス(名古屋市中村区)は9 月1 日、【PJアワード2025】の最終審査会を、運営式場・ヴェルミヨンバーグで開催した。全国で活躍するアルバイト・パートのサービススタッフを、親しみを込めて『プリティジョブ(PJ)』と呼ぶ同社。「プランナーと厨房、PJのスタッフ全員で仕事に対する考えを共有し、力を合わせない限り最高の結婚式は創れない」という、代表取締役社長・河合達明氏の想いで、創業当時からPJの採用と教育に注力してきた。現在は全国約1300名のPJが活躍しており、全員自社雇用を徹底している。
  2017年から毎年開催している『PJアワード』は、今年で9 回目となる。全国25店舗の式場で働くPJを対象に、『いい結婚式を創るために大切にしてきたこと』をテーマに、自身の取り組みや想いをプレゼンする企画だ。年齢やキャリアは問わず、立候補制で誰でもチャレンジでき、今年は185人がエントリーした。
 5 月に書類選考を開始し、7 月から8 月にかけて4 エリアで地区予選のプレゼンを実施した。一昨年までは予選を面接としていたが、昨年からプレゼンに変更。2 次の審査員は各地区の支配人や料理長などが務めており、プレゼンスタイルにすることでPJにとっては登壇のチャンスが増え、社員にとっても発表を多く聞ける機会に繋げられる。 
 書類とエリア予選を勝ち抜いたファイナリストは15名。3 年連続の最終審査会登壇者のほか、主婦PJもファイナリストに選出された。当日は、15名の所属店舗から選抜応援メンバーも参加。モチベーションアップ、学びの機会にしてほしいとの想いから、社員はもちろん一緒に働くPJの参加も可能で、実際に参加割合はPJの方が多かったという。また、エリア予選で惜しくも敗退となったPJは現地参加ができるよう、所属店舗に関わらず案内を促した。全国の店舗にもリアルタイム配信し、河合社長を含む7 名の審査員と、全国の社員・PJの投票結果も踏まえて、各賞を決定した。 
グランプリはアージェントパルム所属のPJネーム・サンさんで、プレゼンテーマは『掃除で人を幸せにするために』。いい結婚式を創るために掃除は欠かせないものとし、3 つのポイントを語った。1 つ目は『タイミングを見極める』こと。ガーデンに落ち葉はないか、化粧室の水回りは清潔かなど、パーティーごとの進行、それに伴うゲストの行動を把握し、適切なタイミングで対応していく重要性を語った。2 つ目は『見えないところに心を込める』こと。実際にトイレに座った際ペーパーホルダーに指紋が付いてないかなど、ゲスト目線で確認することで、心地よい空間を作れる。最後は『5 秒だけ見る』。隙間時間に会場をくまなくチェックすることを、サンさん自身徹底。もっとも、1 人では掃除が追いつかないこともあるため、“全員の目”を掛け合わせることで、空間を完璧な状態に保てるとした。そのためには、綺麗な状態をまず自分が作り、それを喜んでくれるスタッフが、誰かのためにまた清潔な状態を心掛ける。新郎新婦、ゲストはもちろんスタッフも喜べるプラスの循環を生み出すことで、掃除を“やらされるもの”から“やりたいもの”に変えられると語った。
 最終審査のプレゼンは、社内システムに動画でアップ。また、アワードの様子をまとめた冊子を毎年制作しており、現在準備を進めている。冊子を配布することで内容を振り返れるのはもちろん、毎年年末までに印刷をかけていて、実家から離れて暮らす学生PJが帰省する際、家族にアルバイト先を紹介できるようにしている。
 PJが主役となるアワード開催は、会社全体のモチベーションアップに繋がっている。また、就職などで卒業していくPJを盛大に送り出す、『PJ祭り』も年度末に毎年開催。こうした機会を設けることで、自然と会社へのロイヤリティも高まっていて、結果として数年後、ブラスの“ファン”となった元PJの多くは、結婚式の際ブラスの会場を利用しているという。
(詳細はブライダル産業新聞紙面にて、11月11日号)