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  • 25.05.01

アルバイトの卒業式『PJ祭り』【ブラス】

ブラス(名古屋市中村区)は3月4日から19日の期間中、運営する24の結婚式場を8エリアに分けて、アルバイトスタッフ(PJ)の卒業式【PJ祭り】を地区ごとに開催した。今年は全エリア合計で、約230名のPJが卒業。同社代表取締役社長・河合達明氏は全エリアのPJ祭りに参加し、これまでブラスのいい結婚式を支えてきたPJの人生の門出を祝福した。8回にわたるイベントの様子を取材すると同時に、同社が大切にしてきた想いを追った。

 

直接雇用を徹底

ハウスウエディング事業を開始した2003年から現在まで、サービススタッフの自社雇用を続けている同社。「プランナーやキッチン、パティシエなどの社員はもちろんのこと、ゲストをもてなすサービススタッフが同じゴールを目指し、力を合わせない限りいい結婚式は創れない」との河合社長の考えから、直接雇用を徹底している。アルバイトメンバーは親しみを込めて『Pretty Job(PJ)』と呼んでおり、全国合計約1200名(昨年12月時点)のPJが在籍している。

就職などを機にブラスを卒業する仲間の門出を祝う『PJ祭り』は、2006年3 月に1 回目を開催。「学生時代を費やし、それぞれの新郎新婦にとって最高の結婚式を一緒に創ってきた仲間だからこそ、社員全員で盛大に送り出したい。感謝の気持ちをカタチにして伝えたい」という河合社長自身の強い想いで、イベントの企画がスタートした。コロナ禍も感染対策を徹底しながら実施を続けており、毎年の恒例行事となっている。

今年は3 月4 日の関西エリアを皮切りに、静岡や千葉、名古屋、三河など地区ごとに分け、全部で8 回開催。河合社長は全てのPJ祭りに参加し、現地で仲間の門出を祝福した。

各エリアとも大まかな流れとして、当日はビュッフェスタイルでの食事を提供。余興大会のほか、社長やPJによるライブ演奏などを盛り込んだ。その後は各店舗の代表社員から卒業PJ全員に、感謝の言葉を添えて卒業証書を授与。証書の内容はこれまでの活躍や取り組みなど、PJ一人ひとりに合わせたメッセージを用意し、それぞれの活躍をねぎらった。

 

リファラル採用に繋がる

もともとPJ祭りはスタッフが一堂に集まり1 日のイベントとして実施してきたが、規模が大きくなったことからエリアごとの開催に変更。店舗とセクションをまたいでスタッフ同士協力し合い当日を盛り上げるのはもちろんのこと、一部社員は別エリアのPJ祭りにも参加しており、結果としてイベントプランニング・施行のスキルアップにも繋がっているという。

PJ祭りの参加者は配属エリアの社員と卒業PJに加え、在籍PJも対象となっている。盛大に送り出される先輩PJの姿を直接見ることで、「学校を卒業するまで私もここで頑張ろう」と改めて思う機会にも繋がっており、仕事へのモチベーションもさらに高まってくる。

同社はいい結婚式をプロデュースし、口コミによって次のカップルに繋げていく『ファン化』を重要施策として位置付けているが、こうしたイベント開催などによって、働くPJ自身も自然とブラスのファンになる。その結果、友人や兄弟・姉妹に声をかけアルバイトを始めるなど、リファラル採用に繋がることもある。また、同社は式後のカップル・家族を招く『夏祭り』も毎年開催しており、卒業していったPJが会場に遊びに来るケースも多い。ブラスで働き、自らもファンになることで、数年後結婚する際に新郎新婦として戻ってくるケースも、多々見られている。

 

(詳細はブライダル産業新聞紙面にて、5月1日号)