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  • 21.02.24

【この人に聞く!】運営開始から1ヵ月で通販サイトをスタート(INFACT GROUP Founder & CEO 大見知靖氏)

 今年の1月から静岡県掛川市の会場セントクロワールの運営を開始したINFACT GROUP(東京都台東区)の大見知靖社長は、2月3日にわずか1ヵ月でECサイトを開設し、通販事業に乗り出した。DXを本業としているからこそ、それをベースにした様々な仕掛けを進めているが、ブライダル施設の新規事業展開の可能性とは。

 ――通販ではロールケーキの販売を開始しました。
 大見「長さ55㎝で、地産のイチゴ、キウイ、ミカン、サツマイモを丸ごと入れたものを、1万円で販売しています。このケーキは、グランピング施設を作るにあたってクラウンドファンディングをしたのですが、そのリターン商品であり80本を提供。そこからの口コミで、すでに40本を販売しています。ECサイト開設を急いだのは、毎月第二日曜日に開催しているマルシェに間に合わせるため。2月14日に、地元の農園やパートナー企業のワークショップなども合わせて開催しますが(取材日は2/8)、そこでロールケーキを500円で販売するほか、チラシを持参した地域の人たちには無料で提供します。せっかく食べてもらう機会を設けたからこそ、気に入ってくれた人たちに向け通販を案内していきます。」

 ――マルシェもまた、地域顧客のデータを集めるという側面を重視しているそうですね。
 大見「生産者を招いての地域活性化や、地元の人たちに喜んでもらいたいという気持ちから企画しました。同時に、マルシェには500名の来場(100名1時間交代で5回転)を予定していますが、予約の際には名前やメールアドレスなどをグーグルフォームから登録してもらいます。豊富な顧客情報を収集できるわけです。さらにデータの精度を上げるために、大切なのが会話。年齢層や家族構成を知る上ではアンケートを取るなどの仕掛けもしますが、結局は現場スタッフの接客の中で判明するものです。私はマジックもやっているのですが(笑)、プランナーには心を許して自分のことを話してもらうためのアプローチも教えています。データはやはり重要で、それを基に顧客が喜ぶサービスを提供するのが、新規事業の考え方かと。」

 ――顧客データを蓄積することで、様々なメリットもあります。
 大見「データの考え方には2 軸があります。1つは、顧客の興味関心が多様化しているからこそ、様々な接点を作っていき、そこでデータ収集に繋がるコンテンツを用意していく。もう1つは、顧客データを様々な業態で使っていくこと。つまり入口と出口部分の役割です。この2軸で考えていくことができるかどうかです。」
(詳細はブライダル産業新聞紙面にて、2月11日号)