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  • 社説:潮目
  • 20.09.07

全国47都道府県の知事に充てた手紙「桂由美氏」の思いとは

 ユミカツラインターナショナルの桂由美氏のもとに届いた、2通の手紙がある。香川県、茨城県の両知事から送られてきたものだ。緊急事態宣言最中に、佐賀県が実施した「結婚式を延期した人への10万円の補助制度」を知った桂氏は、まず佐賀県の山口祥義知事にお礼の手紙を送った。さらに、同じような取り組みを各県でも進めてほしいとの思いから、全国の知事宛に請願の手紙を書いた。上記に紹介している2通は、桂氏からの提案に対して即座に反応し、今後検討していきたいという思いがしたためられたもので、もちろん、他県の知事からも今後様々な反応が届くだろう。
 「ブライダル業界一筋で何十年も仕事をしてきたからこそ、結婚式をしないという選択が増えることは非常に悲しい」と会うたびに話す桂氏であるが、今のコロナの状況でもっとも心配しているのが、不安になった花嫁が最終的に結婚式を諦めてしまうのではということ。そうしたケースが増えれば、今だけでなく今後の結婚式実施にも影響を与えかねない。少しでもコロナ感染への不安を和らげ、結婚式をすることを祝福されているとの思いを持ってもらおうと、佐賀県の事例を全国に広めるために手紙を書いたわけだ。

 こうした役割を果たせるのは、今のブライダル業界では桂氏だけだ。社会的な知名度、これまでの実績、ウエディングドレスを通じて広げてきた幅広いパイプを持っている。しかも即行動に移せるのは、ブライダル業界の第一人者としての高い視座があるからこそ。手紙によってすぐに何かの結果が出なかったとしても、大切なことは全国の首長にブライダル業界への関心を少しでも持ってもらうこと。桂氏からの手紙はそのための大きな役割は果たしたと考えられる。
(詳細はブライダル産業新聞紙面にて、9月1日号)