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- 美容
- 20.09.01
リハーサル前に実施する打合せ、花嫁の思いを深堀りし信頼関係を構築【マリエ】
――緊急事態宣言の時期に、改めて本来の美容師の仕事の価値について考えたということですが。
長谷川「例えば留袖の着付けに関しても、まずは覚えて出来るようにする。次に顧客に対して提供することで、初めて売上となります。大切なのはその先で、着付けによっていかに社会貢献できているのかを考えるべき。社会貢献できているかの証明として、サロンであればリピーターになるかどうかと非常に分かりやすい。では、ブライダルの場合はどう考えるのか。技術サービスの提供という一人称ではなく、提供した顧客、さらにはその会場の支配人、プランナーに喜んでもらったかどうか。この意味をしっかりと定義付け、技術サービス以外で一人一人に落とし込むことが必要と考えました。」
――合わせて、スタッフの評価基準の見直しも進めたそうですが。
長谷川「見直しについては、昨年から進めていたものですが、社会貢献の考えをベースにしていきました。サロンのスタッフに関しては、リピート率、新規数などわかりやすいのに対し、ブライダルをどうするのか。第一関門として、そのスタッフは何ができるのかを基本にします。技術項目を分け、社内の認定試験に受かった後に、現場で実際に何人に対応したのかということをクリアすれば、習得手当を付与します。さらにプランナー、支配人からの評価を考慮してオーナー手当も渡します。実際に評価の高いスタッフは、プランナーや会場から担当してほしいと指名をされますので、そうした部分もより重視するようにしました。指名が多く、さらに信頼をされて和装の販売などが増えれば、その分売上にも直結していきますので。基本給に関しても、それまでは年に2 回の評価だったものを、現在は4ヵ月ごとの3回に変更し、その都度決定しています。」
――そうした中で、今後打合せに力を入れていきたいとのことですね。
長谷川「ブライダルの場合、当日の1ヵ月前にリハーサルを行うのが一般的ですが、会場によっては衣裳が決定した段階で打合せを実施しています。この打合せが非常に重要で、それを担当するには会場のこと、動線、プランナーの性格なども含めて理解していなければなりません。実際に花嫁から美容以外のことを聞かれた時に答える必要もありますし、またリハーサル前にしっかりとプレゼンするという役割も担いますから。この打合せのできるスタッフには、打合せ手当も出すようにしています。リハーサルの時に初めて花嫁とコミュニケーションをとるだけでは、人柄や思いを深堀りできず、単に技術を披露するだけにとどまってしまいます。ヘアメイクはもちろん、結婚式に対して何を望んで、悩んでいるのかを打合せで知ることができれば、より有意義な提案もできます。例えば挙式から披露宴で和から洋にしたいが、友人からは40分かかったと聞かされていた。だから和は諦めてしまっていたという人もいます。実際には20分程度あれば十分であり、そうした疑問を解消することでヘアチェンジによる単価アップにもつながるわけです。ある花嫁からは、打合せの時に幼少のころやけどを負い、それを隠すために長袖のドレスしか着られないという相談も受けました。見せてもらうと、少し赤くなっている程度で、もし気になるのであればタトゥーなどを隠す技術を使えば、恐らく目立たなくなると提案。結果、当日はやけどを気にすることなく、好きなドレスを着ることができたわけです。技術の提供だけでなく、当日美しい姿でいてもらうためにも、打合せを通じてこうした花嫁の思いを深堀りしていくことが、今後はより大切になってくるでしょう。」
(詳細はブライダル産業新聞紙面にて、8月21日号)
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