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  • 20.08.09

〈私の感動結婚式〉コンセプトは『なないろ』

 NEO FLAG.(神奈川県横浜市)のウェディングプロデューサー・山田絵里加さんは、昨年11月に担当したセクシュアルマイノリティカップルのパーティが特に印象深いと話す。

 女性同士の2人は小学校からの先輩・後輩の仲で、高校時代から互いを意識するようになった。周囲にはLGBTQの友人も多かったが、これまでパーティを挙げていたカップルはおらず、「私たちを受け入れてくれる式場や会社があるのだろうか」との不安も抱いていたという。
 こうしたカップルの悩みを払拭するため、山田さんも細心の注意を払った。新郎新婦の言葉は使わずに名前で呼ぶなど、2人が打合せから快適に過ごしてもらえるようにした。同社はプロデュース会社のため、パーティごとに会場や現場のサービススタッフが変わるのも特徴。パートナー企業はもちろん、当日利用する施設の従業員にもカップルの情報をシェアし、ゲストにもセクシュアルマイノリティの人たちがいることなどを伝えた。
 パーティ当日、2人はタキシードで登場した。ゲストが花道を作って全員でリングリレーを実施し、カップルを祝福した。
 「パーティのコンセプトが2人の名前の漢字にちなみ『なないろ』だったことから、中座中にゲスト全員にレインボーローズを配布しました。手作りのウエディングドレスに衣裳チェンジし再入場した2人は、ゲストからローズを1本1本集め、ブーケを制作。誓いの言葉を述べながらお互いに花を交換し合いました。」
 戸籍上どうしても入籍ができない2人に、スタッフから何かできないかとサプライズで結婚証明書を用意。山田さんはもちろん携わったチーム全員でパートナーとなった2人を祝福した。
 「LGBTQのカップルは初めての経験だったので不安もありましたが、当日幸せそうな2人を見て、担当できてよかったと心から思いました。」
(詳細はブライダル産業新聞紙面にて、7月21日号)