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  • 20.01.06

業界における労働力の確保~労働契約からみえる人材採用術~(人材紹介業「トキノスタンス」代表取締役 若林由章氏)

 明けましておめでとうございます。トキノスタンスの若林です。今回のコラムは人材市場における三大課題の採用・教育・定着の『定着』についてお話しします。
【高離職率の共通点とは?】
 当該産業における離職率の高さを理解しておく必要があります。(図1参照)
 こちらは厚労省の16大産業区分において区分別に離職率の高いTOP5。全産業平均に比べいずれも5pt以上も上回っており、慢性的な人材不足が課題の産業ばかり。
 共通点は、
 ・B to Cサービス・休日が少なそう・残業が多そう・クレームが重く多そう
 ・体力仕事が多そう・労働時間が長そう など
 求職者のイメージにおいて、業務量と待遇のバランスに不満をもっている方が比較的多いことがわかります。婚礼業界が該当するふたつの産業の離職率は30年以上ぶっちぎりの高さです。【約4人に1人が離職】 図2は、新卒・中途含めた1年間での入職者と離職者の割合と構成比率です。
 年間のうち、4人に1人が退職して、退職したらすぐ補充されるという高い需給サイクルが窺えます。私がお手伝いしているホテル業界では既存スタッフとの労働条件なども鑑みながら相当悩まれています。今後新たな人材を採用できなければサービスや事業により深刻な影響を来たす可能性もありえます。冠婚葬祭に関しては、新卒の絶対数の確保が今後さらに困難になることが予想されるため、中途人材の採用要件を見直しながら他業種人材でも早期に活躍できる仕組みが求められます。
(詳細はブライダル産業新聞紙面にて、新春特大号)