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  • 社説:潮目
  • 19.09.13

地上戦に変化しているブライダル集客は地方中小に有利

 前号で特集した、集客マーケティング。様々な集客施策の効果を高めるためには、競合や地域の状況なども踏まえた綿密な効果測定とPDCAが大切。いわばエリアごとの局地戦では、丁寧かつ細やかな対応が勝負の分かれ目にもなってくる。
 とは言え、自会場でプランナーにこれを任せるという従来のやり方では、負担も高まっている。例えば、ゼクシィnetで少しでも上位に表示させるために、フェア名、本文、新着情報をそれこそ毎日のように更新していくべきであり、フォトギャラリーの変更などといった作業も出てくる。
 多くの会場ではこうした更新作業を、決まった時間にプランナーが担当している。例えば【黒毛和牛試食】のフェアを打ち出したものの、競合会場がそれを見て【黒毛和牛+フォアグラ】に変更すれば、付加価値の面で競合会場に目が向いてしまう。当然、集客力も変わってくる。それを考えると、更新頻度は当然のこととして、競合の内容が自会場と比べてどうなのかを常にチェックしながら、劣っていれば臨機応変な即時の変更が求められるのだ。
 プランナーとしての業務を担当しながら、ここまでチェックしつつ内容も随時変更するというのは、多大な負担となる。しかも、こうした作業を必要とするのはゼクシィnetだけでない。口コミサイト、自社のHP、インスタ、エージェントなど。単純な作業だけでも負担がかかる中で、さらに綿密な効果測定も生じるとなれば、現場のプランナーで対応していくのは相当難しい。
 多様化、複雑化する集客マーケティングで綿密に対応していくには、多大な負担がかかる時代。そうなると、専門のマーケティング部門を置ける大手には絶対にかなわないのではとの考えも出る。ところが、実はそうでもないのがブライダル業界の妙だ。
(詳細はブライダル産業新聞紙面にて、9月1日号)