NEWS

ニュース

  • 社説:潮目
  • 19.07.04

海外で増える「デバイスフリーの結婚式」に可能性が見える

 先日、朝日新聞に【結婚式ではスマホ撮影禁止、広がるデバイスフリー】という記事が掲載された。
 結婚式といえば、列席者がカメラやスマホを使って、様々なシーンで写真を撮影するのが一般的。これに対し、最近海外では、スマホやカメラでの列席者による撮影を禁止する結婚式が増えてきたという内容だ。記事では、アメリカで実際にデバイスフリーの結婚式を実施したカップルの実例が紹介された。
 結婚式の冒頭で司会者が列席者に向け、2 人との時間を楽しんでもらうためにカメラやスマホをしまってもらうように案内する。さらにプロのカメラマンやビデオ撮影に任せましょうと語りかける。これにより、新郎新婦に対してスマホを向ける列席者もいなくなったという。 これは結婚式の本来の意義を、再認識させてくれるものだ。列席者は二人の夫婦としての誓い、出発を祝福し、新郎新婦はわざわざ来てくれた人たちに感謝を伝える。記録としてスマホで撮影したい気持ちも理解できるが、最近の状況をみると撮影に夢中になるがゆえに、2 人への拍手すらスマホ片手にするなど、おざなりになっているのではないか。本来大切なことは、新郎新婦、列席者が顔を合わせながら、大切な時間を共に過ごすことだ。
 実はこのデバイスフリーの考え方は、結婚式以外でも耳にするようになった。海外では、コンサートなどでスマホでの撮影や動画撮影をあえて許可しているアーティストも多い。撮影したものをSNSにアップすることで、プロモーションとしての効果を狙ってのことだ。
(詳細はブライダル産業新聞紙面にて、6月11日号)