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  • 19.05.01

[TOPICS]百貨店時代の販促経験を生かす【阪急ウェディング】

  2月18日、大阪のホテル阪急インターナショナルにおいて、ウエディングモデルのコンテスト【2019ミス・ベスト・オブ・ウェディング】が開催された。コンテストには大阪のホテル式場14会場が協賛している。同イベントの仕掛け人が、阪急ウェディング(大阪市北区)の川上智社長。コンテストの意義や百貨店で経験した販促手法を聞いた。
―― 2 月のコンテスト開催のキッカケは。
 川上「阪急うめだ本店の販促部長だった経緯で、現在もミスユニバース大阪代表の審査員を務めています。ミスユニバースを運営している会社の社長から、こうしたコンテストをブライダルに置き換えてやれないものかと1 年前から相談を受けていました。ブライダル、大阪のマーケットを活気づける意味でも可能性があるのではと。当社は衣裳協力という形で参画し、大阪のホテル式場14会場に協賛も呼びかけていきました。メインはミスを決めるコンテストですが、今のブライダル事情を分かりやすく紹介できるような最新演出のデモンストレーション、審査員を務めてくれた協賛ホテル式場のプレゼンテーションなども実施。当日のイベントには、有料(6500円、8000円)ながら、250名が集まりました。」
 ――コンテスト以外に、ドレスショー『想い出ウエディング』を開催し、モデルは結婚式を挙げていない人たちを中心に募ったそうですね。
 川上「様々な事情で結婚式が出来なかった女性に、ドレスを着てもらう機会としてモデルになってもらいました。当日は7名がドレスショーに登場。当社は衣裳を保有していますので、今後は自社でもこうしたイベントをやっていきたいですね。例えば母の日にお母さんに着用してもらう、提供しているフォト商品との連携など。これから結婚する人以外にも、商品化次第でドレスを着てもらえる可能性はあるはずです。」
 ――コンテストの今後は。
 川上「会場を変えていきながら、毎年恒例のイベントにしていければ。コンテストのミス1名、準ミス2 名は、各ホテル式場のフェアなどにも派遣します。それもあって会場の代表者に審査員を務めてもらいました。また、神戸コレクションで阪急ウェディングのステージがあるのですが、そこでドレスを着てのランウェイも副賞としました。阪急、各会場が名前を連ねることで、コンテストのブランディングも高まり、今後は応募者もさらに増えると考えています(今回は350名)。とは言え、あくまでも商業ベースにならないよう、多くの人たちに結婚式の素晴らしさを伝えていくことを目的としていきます。コンテストを通じて、幸せ感を体感してもらう。また大阪だけではなく、全国に広げていければさらに盛り上げるでしょう。」
 ――阪急ウェディング社長就任前に百貨店で販促部長だった時の経験が、今回のコンテストを始め、今後の展開に生きているようですが。
 川上「阪急うめだ本店建て替え後の4 年間、本店の販促統括部長でした。新店舗が全面開業した2012年当時は、モノを売るだけでは商売として成り立たない、コト消費、時間消費の時代に移行。コト消費時代にどのような販促を展開するべきかを叩き込まれました。うめだ本店は劇場型百貨店をコンセプトに、広場やホール、屋上にステージもあります。来てくれた人に喜んでもらい、楽しい時間を提供していく。売上には直結しなくても、人の賑わいを作り出し、体験を提供することこそが百貨店の役割だと。これはブライダルにおいても同様ではないでしょうか。今回のコンテストの会場をうめだ本店の広場で開催しようかという案もありましたが、本来の目的は来場者に結婚式の幸せを体感してもらうこと。そのためにはホールではなく、本当の結婚式に使われている場所に来てもらうことを重視しました。」
(詳細はブライダル産業新聞紙面にて、4月11日号)