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  • 26.03.11

コンサルティング事業を強化【テイクアンドギヴ・ニーズ】

 テイクアンドギヴ・ニーズ(東京都品川区)は昨年10月から仙台ロイヤルパークホテル、今年1 月からはリーガロイヤルホテル京都(京都市下京区)の、婚礼部門におけるコンサルティングをスタートしている。
 年間約1 万2000件の婚礼施行数から培った集客ノウハウ、トレンド情報、システムインフラなどを強みに、ホテルなどの婚礼事業をサポートする同事業。2017年から提携する東京會舘をはじめ、ヨコハマ グランド インターコンチネンタル ホテル、西鉄グランドホテルなど、今冬時点で7 施設と提携を結ぶ。
 約70人が所属する同事業をけん引するのは、執行役員コンサルティング事業部長・秋吉宗徳氏。自社ゲストハウスでスキルを発揮してきたメンバーもいるほか、業界外からの採用にも注力しており、格式と伝統あるホテルの婚礼事業を支援することも踏まえ、幅広い顧客ニーズに対応できる“多様性”のあるメンバーを揃えている。
 訪日外国人が増加するのに伴い、宿泊事業へのリソース集中からのブライダル縮小、なかには撤退するホテルもある。一方で秋吉氏は、ホテルウエディングの持つ可能性を指摘する。     
「これまでホテルを希望していたカップルは、ホテルに絞って式場探しをしていましたが、現在主要都市において約30%はホテルとゲストハウスをどちらも検討するというデータも取れています。ホテルに対しては料理やサービスのクオリティ、安定感を求め、ゲストハウスはプランニングへの期待値も大きい。そこにしっかりとリーチできれば、ホテルも十分勝機はあるということです。」(秋吉氏)
 施策としては、展開するバンケットごとにベンチマーク先の競合他社を“セット”する。多人数を収容できるボールルームであれば、エリア内の伝統ホテル、カジュアルなイメージのバンケットは人気のゲストハウスなど。撮影し直す宣材写真においても、ボールルームの新婦はクラシカルなドレスを着用するなど、会場ごとの訴求を高めていく。少人数向けに、フロアの貸し切りスタイルを打ち出すなどの商品企画も通じ、ホテルのクオリティはそのままに、ゲストハウスのイメージに繋がる自由度も訴求する。
 こうした結果、支援しているあるホテルでは受注件数は3 倍に、単価も約120万円アップするなど成果に繋がっている。また、2025年12月通期業績(決算期を3 月から12月に変更したため、9 ヵ月の変則決算)では、コンサルティングの取り扱い件数は1988件で、前年の第3四半期からは+253件となった。
 「歴史のあるホテルは国賓、皇室の対応実績もあり、それはゲストハウスには絶対に出せない価値。新規来館の際にもそうした実績と安心感をきちんと訴求することで、業績アップに繋がっていきます。」(秋吉氏)
(詳細はブライダル産業新聞紙面にて、3月11日号)