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  • 社説:潮目
  • 25.12.17

「結婚式はするの?」の言葉 「結婚式イベントはするの?」へ変化を

 先日結婚の決まった女性に、「結婚式はするの?」と尋ねると、笑顔ながら返ってきたのは「それ、結婚式ハラスメントですよね」という言葉。もともと挙式+披露宴を全く考えてなくフォトのみを検討していた彼女だが、結婚式をしないと返せば、相手がこの業界に勤めていることを知っているため、「絶対に実施した方がいい」と言われると思ったようだ。こちらは本人の様々な事情も考慮して、必ずしも無条件での結婚式実施推奨派ではない。多くの業界関係者からは怒られるが、どちらかと言えばそこまで価値を感じない以上、実施しないでも良いのではという考え方だ。ただ彼女は、業界関係者はもちろんのこと周囲に報告をした時に、同じような話になるのはたまったものではないとの想いを持っていた。
 結婚から結婚式という流れを大切にするのは、入籍する人の半分以下に過ぎない。多くの人が結婚しても何か特別なことは実施しない、または従来の挙式+披露宴とは異なるスタイルを志向している。にもかかわらず、結婚すれば結婚式は当たり前のような聞き方は、多くの人に煩わしさを感じさせることになり、しかも結婚式を実施すべきと振りかざされれば、結婚式ハラスメントという言葉が出てくることにも納得させられてしまう。自分たちはそれほど重視していない価値観をもって責められ、さらに実施しない理由を問われるようなことは、結婚式を考えていない人にとって、まさに余計なお世話なのだろう。
(詳細はブライダル産業新聞紙面にて、12月11日号)