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  • 25.12.02

挙式の意味・価値を再定義する【ディライト】

ディライト(奈良県奈良市)は9月1日、大阪市内の複合施設『淀屋橋ステーションワン』の最上階に、【une osaka(ユヌ大阪】をオープンした。チャペルとして使えるイベントスペースとパーティー会場を備えるほか、同一フロアには2つのレストランも併設する。展開施設の中でも旗艦店として位置付けており、挙式にフォーカスした新店の概要を追った。

フランス語で『1 つの』という意味を持つune。「たった1 つの体験を届けたい」、「一人ひとりの個性を掛け合わせた式を作る」という2 つの想いを、施設の名称に込めている。その上で、特にこだわったのは挙式だ。
「儀式は本来大切な時間の一方、多くのゲストは“なんとなく”そこに居るというケースが残念ながら少なくない。挙式の意味・価値をきちんと再定義すべきと、企画を進めていきました。」(事業責任者・提坂紅緒氏)
婚礼コンセプトは『第六感を感じられる結婚式』。日常の幸せに気付いた時に湧き上がる感情を“第六感”とし、これをウエディングの核と位置付けている。ゲストの没入感を高める上で、カップルはどういう人物なのかを表した“キャプション”を、受付時にゲストに配布する。あわせて、新郎新婦からそれぞれのゲスト全員に対して『アートレター(手紙)』を用意することを提案。プランナーからのヒアリングと打合せを通じて大切な人への想いを振り返り、これまでの感謝を伝えられる機会に繋げている。ゲストはキャプションとアートレターを読んだ上で、照明を落とし香りを漂わせた廊下を通って、大樹をイメージしたアーチを特徴とする挙式会場に入っていく流れ。セレモニーに参列する上で、心の準備ができるフローを目指した。
同施設では、キャプションをベースとする2 つのオリジナル挙式を企画した。『―誓い―』はカップルの大切にしていきたいことを、互いに誓い合うスタイル。『―願い―』は想いを記した用紙を2 人で交換するもので、あえてゲストの前では口にはしない挙式としている。司会からのアナウンスを通じ、列席者はカップルの願いを想像する新たな人前式として打ち出す。
挙式を通じて2 人の人となりを知ってもらえるため、パーティーは食事と歓談を中心に提案。地上150mの絶景もゲストへのおもてなしで、ナイトウエディングも人気となっている。 同じフロアには、タイプと価格帯の異なるレストラン『SOA』と『COVE DINING』を展開している。
「併設するレストランのほか、当社ではホテルも運営。そうした施設を活かし、例えば毎年夫婦の関係性を見つめ直せるような機会の提供も、今後は注力していきたいです。」(提坂氏)
(詳細はブライダル産業新聞紙面にて、12月1日号)