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  • 25.10.14

彼岸花に囲まれ花嫁行列【カネマタ】

婚礼衣裳のカネマタ(愛知県半田市)は9 月20日、彼岸花の名所として知られる岩滑(やなべ)地区において、毎年恒例の【彼岸花の結婚式と花嫁行列】をプロデュースした。 
「結婚式を通じて街を盛り上げたい」と、同社が約20年前から市や観光協会の協力を得て企画している、地域一体型ウエディング。彼岸花の見頃に合わせて年に1 回、1組のカップルに特別プランとして提供している。 
半田市は市の形がハートに見えることから、『愛』をテーマにした活性化事業を展開。婚姻届提出時にはお祝い品を提供するなど、『日本一婚姻が祝福される街』を目指してきた。今年の新郎新婦はそれぞれ名古屋市、常滑市出身の20代カップル。半田市に婚姻届を提出した際、企画を知り応募したという。 当日はカネマタ手配による白無垢、紋付き袴に身を包み、岩滑八幡神社での神前式と、約300万本の彼岸花が咲く矢勝川堤を人力車で進む花嫁行列を実施した。親族と共に約1 kmを練り歩く姿に、地元の人や見物客からも祝福が寄せられた。若い世代に結婚式の良さを体感してもらおうと、地元の高校生も巫女として参加。挙式をサポートした。 
同社と半田市は、来年の同婚礼企画に参加するカップルを、9 月25日から募集スタートした。挙式・花嫁行列にかかる費用や衣裳、撮影代などを含めて、価格は48万円。 
「産学官連携のプロジェクトとして、結婚式を増やす取り組みが実績となって広がっていることを嬉しく思います。」(代表取締役・鈴木雅貴氏)
(詳細はブライダル産業新聞紙面にて、10月11日号)