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  • 25.09.18

『フラワーデザイン大賞』開催 ブライダルブーケ部門も用意【日本フラワー デザイナー協会】

 日本フラワーデザイナー協会(東京都港区)は12月5 日~13日、【フラワーデザイン大賞2025】をNFD花ファッションハウスにて開催する。全体で約140点の出品を見込んでおり、受賞者には内閣総理大臣賞をはじめとする各賞も授与する。上位入賞者には、『2027年国際園芸博覧会』内で開催予定の『日本フラワーデザイン大賞2027』へのシード権も与える。
 同協会は1967年設立、会員数は約1 万4000人にのぼる。全国53の支部や、約240校の公認校を通じてフラワーデザイン教育を展開しており、資格検定や社会貢献事業を軸に、花文化の普及を続けてきた。
 約3 年ぶりの実施となる同イベント。ブライダルブーケ、アレンジメントなどを含む6 部門を設けている。完成品を持込むケースのほか、主要花材が生花であるため、会場で実際に制作を行うケースも多い。全出展作品をバーチャル美術館形式でオンラインでも展示し、国内外へ幅広く発信する。
 今回のアワードではサステナビリティや多様性をテーマとした作品評価を追加。フラワーデザインを、アート性に加えて社会と結びつける方向性を打ち出したいとしている。
 「ブライダルには花の魅力を最大限に活かせる可能性を感じています。本大賞を通じて、フラワーデザイナーが新郎新婦やゲストにとって忘れられない空間を提案できることを、改めて示していきたい。海外展開や福祉分野との連携も進め、花の力を社会に広げていきます。」(専務理事兼広報部長・渡辺紀子氏)
(詳細はブライダル産業新聞紙面にて、9月21日号)