NEWS

ニュース

  • 料飲
  • 25.08.28

地元天然水を使ったアルコール【みなみ阿蘇ビール】

 みなみ阿蘇ビール(熊本県阿蘇郡)は、地元の天然水と同県産素材を活かしたクラフトビール【阿蘇ブロンドエール】と、【阿蘇レッドIPA】を販売している。今後は商品バリエーションの拡充と、缶製品の開発を目指す。
 同商品の特徴は常温流通が可能で、ギフトとして扱いやすい点。ラベルは阿蘇山の南側・北側それぞれの風景をモチーフにしており、観光地ならではのローカル性を反映している。
 現在注力しているのが、発泡性リキュールの【クラフトサワー】シリーズ。熊本県産のみかんやシャインマスカットを使用し、果実の味をそのまま楽しめる軽やかな飲み口が特徴だ。ビール離れの進む若年層や女性を中心に人気を集めており、「ビールは飲めないけれどサワーなら買いたい」といった声も多い。
 贈答用としては、6本入りの専用クラフトケースが好評。ダンボール素材に直接印刷を施したデザインは女性に支持されており、ブライダルギフトとしても需要がある。
 「南阿蘇村は地ビール工場があった地域。熊本地震の影響で撤退が続いたものの、再びビール文化を根付かせたいと思いました。今後は輸出にも挑戦し、阿蘇の水と想いを届けていきたい。」(代表取締役・梶川悟史氏)
(詳細はブライダル産業新聞紙面にて、9月1日号)