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  • 社説:潮目
  • 25.06.20

【未来】を担う学生たち フェアでプレゼン大会を開催

6 月10日、11日開催のブライダル産業フェアに、多くの方に来場いただき感謝いたします。また、セミナー講師を務めていただいた皆様、出展者の皆様、そして企画運営に協力いただいた関係者の皆様、御礼申し上げます。
今年のブライダル産業フェア会場で、こんな出来事があった。コロナ前に1 年間、ブライダル専門学校で授業を受け持っていたが、その時の学生から声をかけられた。今は都内のホテルでウエディングプランナーとして活躍しているということで、それもあってフェアに来場したと。6 年ぶりの再会であったが、学生であった彼女が現場の一線で活躍していて、さらにこうしてフェアに来場してくれたのは、嬉しい思いである。
ブライダル産業フェアには毎年数多くの学生が来場してくれている。例えば2 日目の10時30分から実施した有賀明美さん、荒井さやかさん、仁藤なお子さんのセッションセミナーには、数多くの学生が参加し、聴講者も200人を超える盛況だった。3 人の語るプランナーとしての生き方、在り方を聞きながら、真剣にノートにメモを取る姿があちこちで見られた。その日来てくれた学生が数年後に現役のスタッフとして、再びフェアに来場してくれることを期待しながら、学校だけでは得られない学びを提供していくのもフェアの役割の一つであると改めて感じさせられた。
フェアに来場してくれる学生たちは、ブライダル産業の【未来】である。人手不足の世の中で、無数にある職業からウエディングプランナーを選択し、夢を持って学んでいる学生は数多い。その夢をさらに膨らませるためにも、実際に日々の結婚式に向き合いながら、プロとして仕事を果たしている先輩たちとの触れ合いは大切。フェアには今のブライダル業を担っているプロフェッショナルが、セミナー講師として、あるいは出展者として参加している。両者の触れ合いによって、学生たちがブライダル業界で働くモチベーションをさらに高め、実際に活躍してくれれば、この産業は次の世代に続く。

(詳細はブライダル産業新聞紙面にて、6月21日号)