ウエディング事業を展開するDaiyu（神奈川県鎌倉市）は5月から、結婚式場として運営する萬屋本店（同市）のレストラン予約枠を拡大し、案内をスタートしている。
大正時代から酒問屋の母屋として使われ、市の景観重要建築物等にも指定される建物を、2016年から式場として運営している同社。式を挙げたカップル、家族にとっての『帰って来られる場所』として、月・木・金曜のランチタイム限定でレストラン営業も行ってきた。
来年、式場開業10周年、建物築100周年という2 つの節目を迎えるにあたり、「より多くの人に足を運んでもらいたい」との想いから、レストラン予約枠の拡大に至った。
婚礼、レストラン共に、鎌倉野菜などを使用したフレンチ和会席を提供している同式場。これまで4 席だった予約枠を最大12席に増やしたと同時に、婚礼の入っていない土日も月に1 回以上でランチ営業を実施する（平日は1 回転、土日は2 回転）。食後は、大正ロマンを感じられる建物内を無料で案内し、鎌倉の歴史、魅力に触れる機会を提供する。
「歴史的建造物を後世に継承していくミッションを、より一層強く感じています。建物の魅力を、多くの人に感じてもらえたら嬉しいです。」（スーパーバイザー・早野智子氏）

（詳細はブライダル産業新聞紙面にて、6月21日号）