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  • 25.05.22

万博で公開神前式【住吉大社吉祥殿】

住吉大社吉祥殿(大阪市住吉区)は4 月19日、大阪夢洲で開催中の大阪・関西万博において、2 組のカップルの神前結婚式を執り行った。
日本の結婚式を世界に発信することを目的に、住吉大社が万博に企画提案。40年前は約80%が神前式だったのに対し、近年は15~20%に低迷しているとされる現状に、万博を通じて日本の結婚式の魅力を再確認してもらい、人気を引き上げていきたいという想いから企画した。
挙式カップルは一般公募を行い、97組の応募があった。その中から書類選考を実施し、2 組の神前式をプロデュースした。1組目はアメリカ人と日本人の国際結婚の2 人、2 組目は万博協会の職員同士のカップルの挙式を執り行った。
各回それぞれ来賓と来場者およそ300名が見守る中、雅楽の先導で新郎新婦が入場。盃を酌み交わす『三献の儀』や、神様に結婚を報告する『誓詞奏上』などを行った。結びには両家の末永い幸せを願う鏡開きのほか、親族による乾杯を実施。観覧客にも幸せのお裾分けとして、小瓶で日本酒を振る舞った。
挙式の様子は、同神社の公式YouTubeで生配信。衣裳選びや新郎新婦のインタビューなど準備期間の動画もアップしており、価値訴求に努めた。
「日本の伝統を継承すると共に、魅力ある結婚式を国内外に発信できました。今後も婚礼文化発展の一助となるよう、努めていきます。」(住吉大社権宮司・岡康史)

 

(詳細はブライダル産業新聞紙面にて、5月21日号)