メタバース技術を活かしたサービスを提供するリアルバーチャル（東京都渋谷区）は今春、式当日の動画をバーチャル空間でシェアする【リアルバーチャル ウェディングシェア】の本格提供を開始した。式場やホテルに向け、提携案内を進めていく。

結婚式当日に撮影した動画を活用し、その映像を後日バーチャル空間で友人などに見てもらうことができるサービス。動画自体は通常通り撮影・納品する流れで、同社から提供されるサイト上に動画と写真をアップし、カップルはそのサイトリンクを式に参列できなかった友人や親族に、LINEをはじめとしたSNSなどでシェア。そのリンクをクリックするとバーチャル空間のサイトに飛べ、各ユーザーは自由に空間を動き、掲示されている動画と写真を見ることができる。

バーチャル空間には、実際に式を挙げた披露宴会場や外観写真を差し込むことも可能。新婦の友人など今後式を挙げる可能性がある層に対し、施設の認知度アップも期待できる。

「コロナ以降少人数化の進む結婚式において、参列できなかった友人などに向け、ウエディングの価値を広く訴求できるツールを目指していければ。動画の付加価値を上げるサービスとしても、提案を強化していきます。」（代表取締役・金谷建史氏）

（詳細はブライダル産業新聞紙面にて、5月1日号）