タメニー（東京都品川区）は4 月4 日、2022年度の入社に占めるアルムナイの割合が2.8％だったのに対し、24年度は12.8％となり、2 年で約4.6倍に増加したことを発表した。

同社では以前よりリファラル（紹介）採用を強化していたが、2023年からはその対象に元社員を加えた。この施策により、社員同士の繋がりを活かして元従業員の再入社を促すことが可能となり、アルムナイ入社の増加へと繋がった。具体的には、社内の魅力や文化を伝えることで、退職者にとって同社が『戻りたい場所』として再認識される機会の増加が背景にあるとしている。

「元社員が戻ってくることは、私たちにとって非常に嬉しい出来事です。社員が当社の理念や文化に愛着を持ち、過去に築いた絆が続いている証とも言えるでしょう。アルムナイやリファラル採用の更なる活性化のため、今後より一層制度を強化していく予定。退職者との定期的な情報発信やコミュニケーションツールを導入し、活発なコミュニティ作りを進めていきます。」（コーポレート本部管理部人事チームリーダー・荒谷航平氏）

（詳細はブライダル産業新聞紙面にて、5月1日号）