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  • 25.04.15

自社衣裳ブランドをスタート【八芳園】

八芳園(東京都港区)は3月1日、同社初の自社衣裳室【The Bridal Boutique KOTOHOGI by HAPPO-EN(以下KOTOHOGI)】を、本館からほど近い白金台のプラチナ通りに、路面店としてオープンした。 
2月1日から9月末まで全館一時休館し、リニューアル工事を実施している同施設。改装と合わせてリブランディングも図っており、その取り組みの1 つとして自社衣裳室オープンに至った。クリエイティブディレクターに迎えたのは、ブランド・撮影ディレクションなどを手掛ける飯島智子氏。運営はフォーシス アンド カンパニーが担う。
プラチナ通りに面する店舗デザインは、八芳園の空間デザイン事業部『AWAHI』が担当した。施設の庭園を象徴する松など14種類を調香した香り、八芳園の土を混ぜ合わせた壁など、日本の美意識を凝縮させた空間となっている。
1階はドレスとアクセサリーを展示。『KOTOHOGI』オリジナルのほか、日本初上陸となる『SENSTUDIO』などインポートも取り扱う。奥に続くフィッティングルームは5段階の調色が可能で、式を挙げる時間帯で衣裳がどのように見えるかを分かりやすくした。
2階に展示する和装は、同施設の季節の移ろいを表現したオリジナルの白無垢も用意。職人技の光るアンティークの帯もラインナップし、日本の伝統文化に触れられる体験も提供する。
「衣裳の魅力をプランナーが語れないという課題を感じており、自信を持って提案できる商品を提供したいと今回の企画に至りました。既存のパートナー企業との連携はこれまで通り図りながら、KOTOHOGIの比率を高めていければと思います。」(取締役総支配人・関本敬祐氏)

(詳細はブライダル産業新聞紙面にて、4月11日号)