丸紅木材（大阪市中央区）は3 月3 日、環境に配慮したウエットタオル【IKONIH（アイコニー）ウエットタオル檜の旅】を販売開始した。ホテルや結婚式場、レストランなどでの活用を想定している。
日清紡テキスタイルおよび溝端紙工印刷と共同で、企画・開発したプロジェクトの第2 弾。肌にやさしい綿100％のメッシュ素材を使用している。製材時に発生するおがくずから抽出したヒノキ精油を使用することで、爽やかな香りを楽しめるだけでなく、除菌などの機能性にもこだわっている。
また、おしぼり１ 本の販売につき１ 円を、植林支援活動に寄付。森林保全に貢献できる取り組みも行う。
『IKONIH』は丸紅木材が展開する、国産木材の有効活用を趣旨とするブランド。輸入木材の普及などにより国内の森林管理が行き届かず、荒廃が進んでいることを踏まえ、国産木材および未利用材の有効活用を目指し、ヒノキなどの国産木材を家具や玩具に製品化している。
製品名の『檜の旅』には、ヒノキの恵みが人々に届き再び森林へ還るという循環のイメージが込められている。同製品の導入により、持続可能な森林管理の推進、地球温暖化対策や脱炭素社会の実現に資する。
製品は１ 箱につき800本入りで、価格は１ 箱2 万3760円。

（詳細はブライダル産業新聞紙面にて、3月21日号）