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  • 25.02.25

《Check the Trends ①会場装飾&演出》ラグジュアリー好むホテルWの花嫁たち

ランウェイも人気に
『Hotel Wedding』をはじめ、『Wedding BOOK』、『日本の結婚式』でも編集長を務める矢田泰子氏。ホテル花嫁に精通する同氏が指摘するのは、「シャンパンタワーやランウェイを設けるなど“派手”な演出がトレンド」ということ。
同様に、25ans ウエディング編集長・阿部はるひ氏も、ランウェイやステージを設ける花嫁の増加に触れている。
「ラグジュアリーホテルでもその傾向は強まっており、キャンドル、バルーン、フラワーなど装飾スタイルは様々。非日常の世界観をどう出すか、そこに注力するカップルも多い印象です。ガーデンやお花見などテーマは多種多様な一方で、凝ったライティングの演出などを駆使する花嫁も見られます。」(阿部氏)
ゼクシィ編集長・日置香那子氏も、「韓国ウエディングのようにパーティー会場に花道を作り、新郎新婦が入退場するケースもある」と話す。
主役感、注目を浴びるという意味で共通するのは、階段からの登場だ。クチコミサイト『Wedding Park』の+Creation本部本部長・松尾美緒氏は、以下のように述べる。
「当社では卒花嫁自身で動画レポをアップできる『ムビレポ』を展開。投稿動画の中でも、階段から下りてくる演出は人気です。」(松尾氏)
実際に昨年9 月にリニューアルオープンしたアニヴェルセル みなとみらい横浜も、螺旋階段から登場できるバンケットの訴求を強めている。今回の改装は階段の側面をあえて黒くしたことで、ゲストの目線からは新郎新婦の衣裳の詳細が降りきるまで見えないため、登場シーンを盛り上げられる演出として提案を強化している。

(詳細はブライダル産業新聞紙面にて、2月21日号)