高崎商業高等学校（群馬県高崎市）は10月19日、卒業生の人前式をブライダル部所属の生徒たちがプロデュースした。卒業生を対象に式を挙げたいカップルを募集したところ、同部OGで部長を務めていた新婦から依頼があった。フリープランナー・佐伯エリ氏による指導協力を得ながら、6 月から準備を開始。同校の文化祭に合わせて、体育館の一角を使って人前式を実施した。
長野県立赤穂高等学校（長野県駒ヶ根市）は10月27日、【やっちゃえブライダル】と銘打ち、県内に住む夫婦のウエディングをプロデュース。模擬挙式や披露宴の施行など、『ブライダル実習』に毎年取り組んでいる沖縄県立浦添商業高等学校（沖縄県浦添市）も8 月、沖縄市在住の夫婦の結婚披露宴を生徒たちがプロデュースした。
ブライダル専門学校で、数多く実施されている結婚式のプロデュース。6 月には国際ホテル＆ブライダル専門学校（石川県金沢市）のブライダル専攻の2年生34名がプロデュースした結婚式を、バリテラスCoCo金沢で開催している。
こうした流れが、高校にも広がっている。企画、運営については、地域企業がサポートすることで、実践的な職場体験の意味合いも持つ。若年層から結婚式の仕事に触れる意義は大きい。

（詳細はブライダル産業新聞紙面にて、12月21日号）