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  • 24.10.15

毎年恒例の『狐の嫁入り』開催【飛騨市観光協会】

飛騨市観光協会(岐阜県飛騨市)は9月28日、『狐の嫁入り』を題材にした【きつね火まつり】のメイン企画として、『嫁入り行列』を実施した。
1990年から毎年開催している同祭事。飛騨の人気観光行事として根付いており、今年は東海地方のほか、関東、関西などから、約1 万7000人の来場を記録した。メイン広場には、『狐メイク』を施すブースを設置。観光客は写真を撮りながら、情緒ある街並みを楽しんだ。
見どころは、花嫁・花婿と狐に扮した約70人が、日暮れの町を練り歩く『嫁入り行列』。カップルは毎年公募しており、今年は地元・岐阜をはじめ、愛知、東京など全国から過去最多の17組の応募があった。
選ばれたのは、愛知県在住で昨年秋に入籍した夫婦。飛騨の人の温かさと街並みを気に入り、春には市内でウエディングフォトを撮るなど、地域への想いの強さから選出に至った。夫婦は和装姿で人力車に乗り、約1 kmを練り歩いた。狐に扮した人たちの持つ松明の明かりに照らされながら、沿道から多くの祝福を受けた。
「狐メイクを施した参加者たちが、花嫁・花婿を祝福する様子は、幻想的でこの祭りならではの光景です。祭事をキッカケに飛騨の魅力を知ってもらい、愛着を持つ人が増えてくれたら嬉しいです。」(栗谷知弘氏)

(詳細はブライダル産業新聞紙面にて、10月11日号)