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  • 24.08.22

ゼロから準備の八丈島でのパーティー【WEDDING LAPPLE】

 WEDDING LAPPLEの福岡かほるさんは、八丈島を舞台にしたウエディングを発表した。
 福岡さんは1 度プランナーを辞めた後、夢だった八丈島に移住。新郎は同じく移住組の男性で、町役場で勤務しており、福岡さんと知り合ったという。新婦は東京在住の医者で、八丈島で新郎と出会い、遠距離恋愛を経て、結婚を機に島での暮らしを選択。すでに愛知に戻っていた福岡さんだったが、「島で式をしたい」という2 人からの依頼で、担当が決定した。
 カップルの希望は海の見える場所、島と島以外両方からゲストを呼びたい、自由参加型のパーティー。楽しそうに話す新郎の一方、これから移住する新婦からは、不安な様子もうかがえた。移住経験者でもある福岡さんは、「生きていく新たな居場所を見つけられる1 日にしたい」と、自身の中で軸を決めた。
 島内に結婚式場はなく、福岡さんは『made in 八丈島』にこだわり、島の人たちと一緒に式を創り上げた。海の見えるロケーションを希望していたことから、選んだ会場は物置化していた旧レストラン。所有者に依頼し、特別に利用の許可を得た。司会やサービス、音響は地元の知り合いに依頼。料理はホテル・飲食店などから提供した。テーブルクロスはホテルのベッドシーツを借りて代用。唯一用意できなかったのが、装花だった。「ないなら自分で」との考えから、農家を頼り、福岡さん自身で花材を集めていった。
 準備も進む中、新郎新婦の希望通りの自由参加型でいいのか悩んだ福岡さん。そこで、八丈島と島以外のゲストごとの2 部制を提案し、移住先には「これからよろしく」、その他のゲストには「これから『も』よろしく」と、それぞれの参加者の想いを伝えられるようにした。
 八丈島のゲストを招いた1 部では、移住の決意をカップルから伝え、「一緒に島を盛り上げていこう」との言葉も。2 部は屋外スペースにドリンクカーや椅子を設置し、八丈島ならではの美しい景色を楽しめるようにした。ゲスト一人ひとりに宛てた手紙も用意し、「私には帰れる場所がある」ことを感じられる時間になった。
 クライマックスは、島の伝統文化でもある1 つの輪になって踊る演出。1 部からの参加者も見られるなど、2 つの場所を結ぶ温かなシーンとなった。
(詳細はブライダル産業新聞紙面にて、8月21日号)