全国B.M.C.は7月9日、ホテルグランヴィア岡山において【2024年度夏季研修会・懇親会】を開催した。研修会は、今年で11回目となる若手コンペティション。各地域のB.M.C.から選ばれた11名が、『私たちが考えるこれからのウエディング』をテーマにプレゼンした。審査員21名が、それぞれの内容を採点。第一位には、ホテル椿山荘東京の松本夏実さんが輝いた。今回の岡山での開催にあたっては、岡山ウエディング協議会の協力を得た形だ。

　出場11名は、札幌パークホテル・白井佳奈恵さん、仙台国際ホテル・矢埜栞さん、ANAクラウンプラザホテル金沢・坂下桃子さん、ホテルメトロポリタンエドモント・長門穂香さん、ホテル椿山荘東京・松本夏実さん、名古屋東急ホテル・恒川芽依さん、THE THOUSAND KYOTO・福山明梨さん、ザ クラウンパレス新阪急高知・筒井嗣也さん、広島エアポートホテル・前田祐未さん、SHIROYAMA HOTEL Kagoshima・唐鎌なつきさん、沖縄ハーバービューホテル・大塚星来さんという顔触れ。
　これからのウエディングのテーマに対して、目の付け所（視点）、ゲスト目線（ホスピタリティ）などの5 項目、各5 点満点で審査が行われた。
　Z世代の特徴などを踏まえて、SNS活用、パーソナルWをいかに作り上げていくか。多様性を前提に、LGBTQの受け入れを推進、バウリニューアルセレモニーなど、ホテルならではの強みを活かして目指すべき方向性を参加者はプレゼンした。
　優勝した松本さんは、「今回このような経験によって、自分がどういう仕事をしていて、それがお客様にとってどれだけの価値のあるものなのかを改めて考える機会になった。他の発表からも勉強することができました。」と語った。
（詳細はブライダル産業新聞紙面にて、7月11日号）