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  • 社説:潮目
  • 24.06.14

男性目線の一般宴会運営 プランナー視点でどう変わるか

 ホテルを中心に、宴会需要が活況となっている。インバウンド特需によるMICEの増加も受注増の要因の一つ。さらに法人宴会も、コロナ前並みに回復しているところが多い。同時に物価高などの影響もあって、宴会の単価は急激に上昇。以前は1 万円程度だったところも、1 万5000円前後にまで高騰している。受注増、単価アップによって、宴会部門の売上は2019年比で10%以上増加しているという話も耳にする。ブライダル専門であったゲストハウスでも、活発化する宴会需要獲得を強化している。
 この話を裏付けるかのように、昨年以降宴会の招待状を受け取ることが多くなった。コロナ前以来、久々の開催を決定する団体・企業もある。ところが当社の女性記者は、宴会に出席することに非常に消極的である。名刺交換などの目的を差し引いても、宴会の時間を過ごすことに苦痛を感じてのことだ。
 その理由を聞いてみると、まずはほとんどが立食であること。ある程度フォーマルな格好でハイヒールを履いて出席するが、ホテルのフワフワのカーペットの上に長時間立っていると、足腰に相当の疲労がたまるそうだ(硬い床の上も同様)。申し訳程度に会場の端に椅子が並んでいることもあるが、主賓や高齢者ではない自分がそこに座ることはためらってしまう。
 また、ビュッフェに対して、違和感を抱くともいう。クロークはあると言っても、貴重品を預けられないため、結局カバンを持って入らなければならず、しかも会社帰りとなればカバンは大きいものになる。手荷物を持ったまま、ビュッフェに並び、料理を取っていくのは非常に面倒。また、料理をとるために、一斉に多くの人が並んでいる様子は、ホテルのラグジュアリー感とは全く異なり、給食のようなイメージになるそうだ。さらに主賓挨拶、来賓紹介、来賓挨拶などが延々と行われ、乾杯までに30分以上かかることも多い。ただでさえ、ハイヒールの立ちっぱなしは疲労を感じさせるのに、この時間は苦痛以外の何物でもないということだ。
(詳細はブライダル産業新聞紙面にて、6月11日号)